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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~番外編52-Ⅱ~

2016-05-07 07:30:53 | 食~番外編(県内)

すき亭 吉寅

川越市元町1-9-3(市役所通り)

TEL:049-222-0102

定休日 月曜日  駐車場 有り

一昨年業界の研修で、夜、お座敷で宴会をやった吉寅さん

今度は昼間の顔を見によりました

こちらは創業明治10年 約140年の歴史を誇る老舗店

埼玉県で最初にすき焼き、洋食を商った店と言われている

(2014-12-9ブログ参照)

こちらのレストランは大正浪漫を彷彿させる

雰囲気で小江戸川越にしっかり溶け込んだ

素晴らしいお店だ。

こちらのメニューも歴史を感じさせる作りだ

何か人の温もりが伝わってくる

「今は昔、川越に牛鍋といふものありけり」

川越見聞録   吉寅

と記された古い絵の上にフレンチのタイトルが付いている

そしてメニューの端に滲んだインクで

「俳優の市村正親さんが召し上がり、美味しいと言ったすき焼きです。」

と記されている。

このメニューの中も手作り感じでいっぱいだ

色鉛筆で荒く塗られ、川越名物さつまいもの

絵まで画かれている

かなり年季の入った手書きのメニュー

値段の訂正も上に張り付けてある。

こちらはランチメニューと看板料理メニュー

メニューの書き方も和洋折衷。メニューの内容も和洋折衷

正に文明開化の明治の時代の流れが平成まで続いているといった感じだ

メニューを見て色々迷ったが、一番の看板メニュー

黒毛和牛すき焼きの重箱、城下町定食1500円に決定

気軽にすき焼きを楽しめておすすめとの事。

すき焼きの味は甘目のタレが上質なお肉と良く絡み

口の中でとろける絶妙な味わいだ

さすが川越。デザートにさつまいもが付いているとは。参りました

店内の至る所に目に付くレトロチックなインテリア

このシャンデリアもいい味わいを出している

各窓ガラスはステンドガラスに成っていて

これも店内の空気をタイムスリップさせる

他にも床は無垢の寄木フローリング

腰壁も茶系の磁器系タイルが張ってある

全てが本物志向の店内は時代を超えた重厚さを

感じさせ、とても良い気持ちにさせる。