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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編50~

2014-11-18 08:01:07 | 食~番外編(京都)

吉田山荘 cafe  真古館

京都市左京区吉田下大路町59-1

TEL 075-771-6125

http://www.yoshidasanso.com/shinkokan/

真如堂から京都大学の隣りにある吉田山の吉田神社に向かう途中

(ここでのんびりした為結局行けなかった。)偶々見つけた。

この表唐門は宮大工棟梁で文化功労者の西岡常一氏により

建てられた京都市内で唯一の作だそうだ。

西岡氏は奈良薬師寺再興を任され、飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の

技術を後世に伝える「最後の宮大工」と称された人だ。

敷地内には宮家時代に建てられた館の外観をそのまま残したカフェ真古館がある。

ご披露宴、二次会、ライブ、個展、展示会、会議セミナー等多目的に利用できる。

また1階にはオリジナル商品、京古商品を販売している。

入口の扉の硝子もお洒落でいい感じだ。

行った時はお客が一人も無く、大正ロマンが漂う空間を独り占め。

優雅な時間を心ゆくまで楽しんだ。

ここの名物、お福もちぜんざい 1,000円

ちょっと高目だがマーいいか!

黒蜜 きな粉餅。

そして女将の手になる歌がつけられているのでびっくり。

なんて達筆なんでしょう。

こちらは昭和天皇の義理の弟君、東伏見宮家の別邸として

昭和7年に建てられた、料理旅館「吉田山荘」

2012年4月に国の登録文化財建造物に認定された。

偶然にも真古館でオーダーを取りに来た方がここのオーナーで

こちらの山荘も案内してくれ、感謝、感激。

古風な玄関。左端に見えるのが銅鏡の背面文様からデザイン化したステンドグラス。

和と洋が見事に融合した建築物だ。

2階から見た山荘の庭園。本当によく手入れがされており

清澄な空間が満喫できた。右側に風情を感じる北山杉が見える。

玄関の上には長刀鉾(なぎなたぼこ)と書かれた飾り物があった。

長刀鉾は33基ある祇園祭の山鉾の一つで疫病邪悪をはらうと言われており

山鉾巡行の先頭を進む。稚児がしめ縄切りで結界を解き、

祇園祭巡行がスタートするので有名。

山荘の2階から東山連峰。手前に金戒光明寺、

そして閑静な黒谷の住宅街が見えた。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編49~

2014-11-13 08:00:36 | 食~番外編(京都)

京料理   六盛

京都市左京区岡崎西天王町71(平安神宮近く)

TEL 075-751-6171

定休日 月曜日

http://www.rokusei.co.jp/

古都の風趣に抱かれた和みのお席で心に響香り高きひとときが過ごせる

「六盛」さん。

明治32年創業から京料理ひとすじ、117年の老舗料亭です。

この地には昭和52年に移転

120名収容の大広間から大小の個室など幅広く対応できる

手軽に京料理の粋を味わえる店だ。

玄関から入ったエントランス。

京都情緒あふれる空間と目で見て楽しめる美味しい京料理

「六盛」の歴史は、初代が仕出し屋からスタートしたのが始まり

当時、出入りしていた「六盛会」(学校運営の審議を担当した学区会議員の組織)

の屋号を受け継いだのが店名の由来だとか

六盛名代の「手をけ弁当」は二代目当主が創業

「ある日、縄手三条を下がったところにある「たる源」

の店先にさしかかった所、彼は冷奴入れの桶に眼をとめ

あれを料理の器に使えないかとひらめいた」

のがこの手をけ弁当になった。

なかなか趣のある重厚な店内模様

実は昔、移転前の店に行って、六盛の手をけ弁当に

感動したことを鮮明に記憶している。

京都に行くたびに、また行こうと思ったが、タクシーの運転手などに

「あそこは商売気が多くなったからやめた方がいいよ」と言われ

行く機会がなかった

今回行ってみて、こんなにも立派になったとは

やはりメニューを見るとちょっとCPが高い

手をけ弁当が3240円

しかし京都の有名店は地元で成功して

東京、全国に進出してくるが、ここはかたくなに

一店舗主義を貫いている気骨さはうれしい。

蒸寄せ。味はアメリカのお母さん

赤出し

昆布、関西はやはり昆布なんだナー

季節のかわりごはん、まつたけご飯

そしてこれが六盛名代の手をけ弁当

この手桶は人間国宝、中川清司作の器

そして旬の極みの品の数々

やはり、CPが高いナーと食後感じてしまうのは私だけか?