大阪はB級グルメの天国だ、お好み焼、たこ焼、串カツ、うどんすき、ホルモン鍋
てっちり鍋、大阪寿司、はりはり鍋
食い倒れの街といわれているように今回の旅はB級グルメに挑戦の旅だ
大阪新世界元祖串カツ だるま ジャンジャン店
大阪市浪速区恵美須東3-4-4
TEL:06-6636-7729
定休日:12月31日19:00~1月1日(大阪ど根性の営業姿勢だ)
営業時間11;00~21:00
創業昭和4年(生み親は百野ヨシ江)新世界総本店通天閣下はじめ13店ある
現在の社長は4代目だ
大阪以外は姫路のみだ
市内を旅して、この人形、この顔の看板を何回も見た
大阪の飲食店の看板はみな、どぎついが「だるま」の看板もインパクトが強い
午後2時過ぎだというのに長蛇の列。後で並んでいた地元カップル
(女性は神奈川から来たと言っていた、遠距離恋愛中だとか)に聞いたら
約1時間待ちだとか。大阪人は串カツをおやつがわりに食べるから
この時間でも客が来ると言っていた
店内の風景。カウンター席が13席 テーブル席が34席ある
店内は気のせいか熱気でムンムンしていた
調理場。左のヒゲがはえている人が店長
最初は土地柄がわからないので恐る恐るカメラを向けていたが、店長から写真撮りましょかと言われ
一挙に気持ちが和んだ。やっぱり大阪はフレンドリーな街だった
だるまのルール(他の串カツ屋も同じだと思うが)の1つ「ソースの二度漬け禁止」
「禁止やで!」やっぱりここは大阪だ
ソースはお客で共用する
一回食べたものを又ソースに入れるのはやはり不衛生
大阪人の合理性をつまらないことからも知った
第2の食べ方ルール。やはりよそ者には理解するまで多少戸惑う
壁にはメニュー表が表示してある。単品メニューは約40種類位ある
それに季節限定もの。ずり、牛ヘレ 紅しょが キムチ アイスモナカなど
ちょっと聞かなくてはわからないもの、イメージするのに時間がかかるものもある
若者のカップルが「最初はセットメニューを頼んだほうがいいですよ」と言っていたのを思い出した
お通しはキャベツ、これがソースと合って旨い
やき鳥南蛮亭のお通しを思い出した
セットメニューの中の一品をプラス100円して名物「どて焼(350円)」にチェンジすることができる
どて焼とは牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだものだ
ねぎは日本三大葱の一つ岩津ねぎを使っているとか。
岩津ねぎ初めて聞いた
これは正にB級グルメ。甘味があってすごくマイウーだ
新世界セット13本(元祖串カツ、アスパラ、もち、つくね、チーズちくわ、さつまいも、キムチ(チェンジ)
豚カツ、うずら卵、天然エビ ウィンナー、チーズ 鳥唐揚げ)
で
1600円
ウィンナーは意外性があったがこれは逸品だ。すごく合うナー
油は沢山食べても胃がもたれないヘッド油
衣はきめ細かく、最初はサクッそしてモチッとしてくる
そして命のソース。濃い褐色で、ソースの中にドバっとつけて食べるのがだるま流
今や大阪の串カツと言ったら「だるま」と言われる位有名だが、昔、3代目が
病に倒れ、創立以来の閉店危機の時代があった
この時「このままではいけない。何とか存続させたい」
と
奔走したのが浪速のロッキーこと元プロボクサー、現在俳優をしている「赤井英和」
赤井は学生時代だるまの常連客でだるまを愛してやまなかった
彼は自分の持ち番組で盛んに「だるま」の話を出して危機を救った
大阪人らしい美談だ