両国は相撲の街。駅名の書体も番付表の江戸文字を使う徹底さ。
今両国の街は相撲以外にも江戸時代の旧跡を多く残し、
街作りに生かしている興味深い街に成っている。
その両国の見どころを3回に渡ってアップしてみます。
両国は隅田川の東側、墨田区にある。ビックな見どころは
国技館、江戸東京博物館、東京都慰霊堂(関東大震災
関連施設)そして先日アップした新名所すみだ北斎美術館などがある。
そのいくつかは既にブログアップしてあるので
今回は意外に知られていない見どころを紹介します。
両国駅を降りて改札口に向かう途中に他の駅では
真似することのできない大きな大きな横綱の額と
歴代横綱の手形が飾られている。その横には横綱と
背比べと称して203㎝の曙太郎から昔懐かしい172㎝の
鏡里喜代治まで4人の横綱の身長が表示されてある。
それにしても鉄骨むき出しの天井はかえって風情を感じるものだ。
改札口の手前天井には国技館で吊りされている満員御礼の
垂れ幕が上手に飾られてた。やはり両国駅は相撲一色の個性的な駅だ。
両国駅の3番線臨時ホームへと続く通路のステーションギャラリー。
写真パネルが多数設置されており、両国駅の歴史を
たどることができる。両国というのは武蔵国と
下総国の二つの国。江戸防衛の観点から橋を制限していたので
振袖火事(明暦の大火)の際には死人が沢山出てしまったのだとか
興味深い話もたくさん紹介されている。
このギャラリーは2015年4月5日にオープンした。
2016年11月25日に開業した注目の両国江戸NOREN
(http://www.jrtk.jp/edonoren/)
「粋な江戸の食文化を楽しむ」をコンセプトに、魅力ある
和食店が両国駅に集結。歴史ある両国駅の旧駅舎を
建設当時の面影や懐かしい雰囲気を生かした外観に変貌した。
両国はかつて江戸最大級の庶民で賑わっていた街。
町人の活気あふれる両国はせっかちな江戸っ子ならではの発想で
手早く食べられる江戸前の握り寿司が広まった
原点でもある。活気や粋・遊び心があり、様々な食文化が
成熟した江戸・両国に想いを馳せ、館内は江戸の
町屋を意識した吹抜け空間が広がっている。
江戸時代からここ両国で興業が行なわれていた相撲。
相撲が神事として、土俵は神聖な場所とされている。
土俵とは土を盛って作る相撲の競技場のことで、
俵に土を詰めた袋(土俵)を使っているため土俵場(どひょうば)と
呼んでいたが、縮まって「土俵」と呼ばれるようになった。
入口側の床に描かれた二重の円は江戸時代のひとつを
再現したものだ。尚この土俵は呼出さんが作った原寸大の大きさのものだ。
和食の魅力に触れ、江戸の伝統や文化を学びながら
楽しめる様、12の和食系テナントが入っており、
「ごちそうのまち。江戸へ」誘っている。その業態を紹介してみると
酒・角打ち、月島もんじゃ、海鮮料理、ちゃんこ、甘味処、
寿司、軍鶏料理、天ぷら、深川めし、そばなどだ。
本当に楽しい施設を作ったものだ。
いよいよ、歩いてすみだ北斎美術館に向かう道中、
江戸東京博物館の所で亀に乗った徳川家康と遭遇。
15代続いた江戸幕府に因み、 贔屓の甲羅の上には
15段の台座が積まれている。台座の上には鷹狩装束に
身を包んだ家康公、東京の礎を築いた家康公を
都内で仰ぐ銅像は意外にもこの一体のみだ。
さらに北斎通りを進んでいくと和モダンの門構えの
両国湯屋「江戸遊」がある。(http://www.edoyu.com/ryougoku/)
一般の銭湯の湯舟の壁にはよく富士山の絵が描かれているが、
ここの絵は葛飾北斎の富士が描かれている。
宝暦10年(1760年)9月23日、葛飾北斎は
この地(本所南割下水―墨田区亀沢)付近に生まれた。
北斎は浮世絵の役者絵を出発点として、狩野派、光琳派、やまと絵など
さまざまな流派の技法を学び、新しい画風をどんどん確立させて
多くの名作を残した。なんと亡くなる90才まで
創作意欲は衰えなかったという。
両国―江戸NORENの中には両国観光案内所があった。
ここで偶然、江戸の歴史が息づくまちすみだの両国を
専門ガイドが案内する「両国まち歩きガイドツアー」の
紹介を受けた。そこで大人気3大ツアーのうち
両国歴史コースをお願いした。
この方がコースガイドのNさん。90分コースで1人500円と
本当に良心的なCPだ。しかもイヤホンガイド付きだ。
参加人数は4名とまるで街角セミナーのようであった。
それでは出発!最初に回向院に向かう。