1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

おつまみ系にシフト

2018年12月18日 | Weblog
食べ物の話じゃないんです。
ピックの持ち方のこと。

私は人差し指の側面(爪の左側の際)あたりにピックを乗せてその上から親指、という持ち方をしています。
でも、人差し指の腹側と親指の腹で持つ「おつまみ系」(勝手に命名)にすべきである(なぜならば、という理由つき)ということを柴田先生に改めて言われたのでした。
そこを意識して弾くと、もうダウンアップもうまくいかず。
ダウンとダウンアップ(及び、近況報告)で1時間終わってしまってしまいました。

来月の発表会は早々に申し込んでいたものの、先月不参加を決めました。
2泊3日でホテルも手配していたんですが、キャンセル。
今思えば、日帰りで出るという手もありました。
でもせっかく京都まで行くならゆっくりしたいし・・・。
もう決めたことなので、ピックの持ち方とダウンアップの見直しをじっくりすることにします。
きっと私にはそれが必要で、これでよかったんだ。

時間を遡ると、レッスンの前は神田で指導者研究会でした。
色々な話をして、四重奏も弾いて楽しかった。

さらに遡ると、自宅レッスン。
その前は実家。
今日も実家から戻ってくるのがギリギリで慌てました。
余裕のあるスケジュールを組みたい。
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明日はいよいよ

2018年12月16日 | 高齢の親のこと


四十九日の法要です。
そうか、あれからそんな日が経ったのか。
お骨が家にあるうちに、ということで昨日は私の友人がお線香をあげに来てくれました。

姉と私がもう何度も繰り返し聞いてすべて暗記してしまった、父の昔話(疎開時代から始まるから長い。ある程度話すとまた最初に戻っちゃう)を新鮮な反応で聞いてくれて、ありがたい。
夕食も付き合ってくれて、父は大いに語り、「3人で食べるとおいしいねえ」と上機嫌。「いい友達がいてよかったね」と寝るまでずっと言ってました。
よかった、よかった。

今日は義母、主人、息子がお別れに来てくれました。
今まで、母の最期のことを涙なくしては語れない父でしたが、だいぶ落ち着いてきたようです。
これからも波はあるんだろうけれど、時が気持ちを私も和らげてくれることでしょう。
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日々是好日とボヘミアン・ラプソディーをハシゴ

2018年12月14日 | Weblog
映画のギフト券をいただいたものの、行くチャンスがないまま気付けば上映終了が迫っていました。
上映館を探して、今日「港南台シネサロン」に初めて行ってきました。
シネサロンは、とてもこじんまりした映画館。ほんとうにここ?と思うような感じでした。
小さなシアターがふたつ。

日々是好日は、とても静かな映画でした。
茶道を習っていたので、所作などはふむふむと懐かしく思い出しました。
初釜でお正客の席を譲り合うシーンは場内に笑いがおき、お父さんが亡くなるところではすすり泣きが。
お師匠役の樹木希林さんが言った言葉がとてもよかったんだけど、はっきり思い出せません。

クレジットを見たら「表千家」で、自分がやっていたのは「裏千家」でしたが違いに気づかなかった。
茶室から見る季節の移り変わり、お茶菓子、お軸など、しみじみと見ました。

タイトルの日々是好日は、こちらのサイトの解説によるとこのような意味だそうです。

--------------------
禅では、過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりしません。
目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、素晴らしい一日となるはずです。
--------------------

午後からは場所を変えてボヘミアン・ラプソディーを。
平日の昼にも関わらずなかなかの混雑。予約していかなかったので、前から4列目くらいの席でした。
まさかこんなに泣くとは思わなかったほど、泣けました。
特に、ライブ・エイドで演奏しているシーン。
ロジャー役の人の表情がすごくよかったんだなー。

先月から、自分の涙腺と情緒が変になっちゃったような気がしてましたが、PEKの日以降涙が出るようになりました。


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来年は10回目のおさらい会

2018年12月13日 | Weblog
おさらい会に初めて参加した生徒さんが、出る前と後では練習の取り組み方がだいぶ変わってくる、というのは毎年感じることです。

「私なんて、とてもとても・・・」

「もっと上手になってから」

などと参加を見送る人も少なくないです。
でも、出るからこそ上手になるんですよね。
そこをわかってもらえるといいんだけど。

おさらい会後のレッスンで、もう次回に弾く曲を決めている人が多いので驚きます。
今年は特に多い。
意欲的なのはうれしいことです。

そして、来年のおさらい会は10回目。
節目だから何か特別な企画を!と考えてくれる生徒さんもいます。
具体的にはまだですが、そうやってみんなで作り上げようという気持ちはありがたい。
細々とですが、積み重ねてきたことを実感できます。


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演奏についてコメント無し

2018年12月12日 | Weblog
今日は自宅に戻っています。
今朝は早起きしなくていい、と思ったら9時近くまで寝てしまい、そのぶん実家を出る時はあたふたしてしまいました。

日曜日のPEKでの演奏を振り返ると、五重奏の1ヶ所を除けば自分のやりたいことはできたと思っています。
先生方、由紀乃さんのお母様や、見に来てくれた生徒さん、友人にも「オンブラ・マイ・フ」良かったと言っていただけました。
先生方は毎回、何かいいところを見つけて具体的に褒めてくださいます。
「先生に褒められる」ということに慣れていないんですが、とてもありがたく感じます。

が、しかし。

わりと何でも「物申す」タイプの主人は今回はノーコメントなんです。
そういえば今年の研究所の発表会もノーコメントだった。
そういうスタンスなのかと思ったら、その後のカフェコンサートのときは大いに褒めてくれた。
そんなに出来が違ってもいなかったと思うけれど、不思議。

言わないってことは何か不満があるんでしょうね。
となると、もうこちらからは聞きにくく、なんだか我慢大会みたいな変な雰囲気になっています。
まぁ、いいや。
自分がどう思ったかが何より大事な気がします。

今回、以前見た番組「カルテットという名の青春」で指導の先生が言っていた言葉

美しく弾こうとするのではなく、音楽を差し出すだけ

を胸に演奏しました。

ああしようこうしようと考え過ぎず、ただ差し出すだけ。

それはできたんじゃないかと自分では思っているのです。
だから主人がノーコメントでもいいもんね。

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夜になって、やっとほっこり

2018年12月11日 | Weblog
今日は移動が多く、短時間にいろいろ詰まっていました。

実家に泊まっていたので、朝食後に父のお昼作り(と言っても、おにぎりを作っただけ)

百貨店の開店時間に突撃

カウンターで発注、娘と落ち合う

用事が早く済んだので、アフタヌーンティーへ


レッスンのため自宅へダッシュ

5分で家の片付け

自宅レッスン後、よみうりカルチャーに急いで移動

レッスン後、横浜で夕食の買い物

実家帰宅後、電話で姉と納骨の打ち合わせ

エアコン掃除

夕食準備

父帰宅

このあとはのんびりしています。

仕事に向かうときは当人はダッシュしている気持ちですが、見た目は急ぎ足程度だったことでしょう。
気持ちに身体が付いていきません。

今まで娘とは待ち合わせて高野に行ったりよくしてました。
でも、母のことがあって以降はそういう機会が持てなくなってしまいました。
それどころか、私が家にいるタイミングと家族の仕事と合わないことも多く、このひと月はすれ違いばかり。
今日ひさしぶりにゆっくり話ができました。
アフタヌーンティールームは母が好きだった店。
そんな話や、お互いの近況など報告しました。

昨日から急に冷え込んでいるので、父がエアコンを稼働させようとしたのを、フィルターの掃除をしてからね、と思い止まらせました。

父が留守の間に掃除を済まそうと、パネルを開けてびっくり。

こんなホコリ見たこと無い!ほどのすごい有り様でした。
もしや一度もフィルターを掃除していないのでは…
フィルターは掃除するものだと知らなかったのでは…
自動お掃除機能付きエアコンと思い込んでいたのでは…

とても暑かったこの夏、熱中症予防のためにエアコンを使うようにとは再三両親に言ったものの、掃除のことまで私は気が回らなかった。
こんな状態のエアコンを使わせてたのかと思ったら、とても申し訳ない気持ちになりました。

取り外せるところは全て外して、大掃除しました。
これで明日からはエアコンが使えることでしょう。

分解掃除したことを父がとても喜んでくれて、ビールをたくさんすすめてくれました。
のんびり食事して、ほっこり。

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高橋和彦と楽しい仲間たちin Tokyo Vol.7ご来場ありがとうございました

2018年12月10日 | Weblog
2年に一度のイベントが終了しました。
長いタイトルを略してPEK。
これは、プロジェクト アンサンブル コブトリ(小太り?)オーソの略だとか。
今年で7回目です。
メンバーは初回から半分ほど(もっとかな)入れ替わりましたが、ずっと続いていることがすごい。

福岡在住のマンドリニスト高橋先生と、15年ほど前に掲示板での交流がきっかけで始まったこの会。
出身校、門下、活動地域、年齢等の垣根を越えた集まりです。
こういうことってありそうでなかなか無い。
プロの演奏家が愛好家と二重奏や合奏をしてくださる会。なんともぜいたくです。

平日の夜(今年は木曜日)ムジカーザで高橋先生&夏川由紀乃先生のリサイタル、土曜日にリハーサル(全員が顔を合わせるのはこの日が最初)、日曜日が本番、という流れです。

今回は南は福岡(北九州のほうが南?)、北は札幌という広範囲から集まりました。

会場は江戸川橋のサロン・ド・パッサージュ。
ピアノショールームに併設されているサロンです。
駅から近く、スタッフの方も親切でいい会場でした。

順にリハーサルをして、開場前に集合写真撮影。


私はオープニングで五重奏 ミヌエットを演奏。

このあとは二重奏を中心に、三重奏、四重奏など、いろいろな選曲で演奏されました。

今回はご夫妻と三重奏でヘンデルのオンブラ・マイ・フを。

もともとは別の曲を決めていたんですが、変えていただきました。
結果的にはとてもよかった。
自分のために気持ちの整理というか、一区切りというか…
弾き終わって、静かに、やり遂げた気持ちになりました。

合奏は楽しかった!
全員で弾いたのは前日と当日リハーサルだけだけど、合わせようという気合いが満ち溢れていました。

終演後は楽しい打ち上げと二次会。
みなさんの話が聞けてよかったです。
私はずっと我慢していたものがこみ上げて、うまくしゃべれなくなってしまった。

また2年後にお会いする約束をして江戸川橋で解散しました。

この演奏会に心置きなく参加できるように、姉が実家に4連泊してくれました。
こうして家族に応援してもらって演奏をできていることに改めて感謝しています。


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高橋和彦 & 夏川由紀乃 20周年記念デュオリサイタル2018 in Tokyo 加筆あり

2018年12月07日 | Weblog

昨日は
高円寺

戸塚

代々木上原

という1日でした。
自宅と戸塚はとても近いのに、一度高円寺(遠い)に行ってからまた戸塚に戻り、また都内へ出るという、もったいない順番です。

高円寺のレッスンのことは後日改めて。
戸塚は有隣堂カルチャーのレッスン。
集合写真とスナップを受け取りました。
順次みなさんにお渡しします。
体験レッスンの方もいて、よかったよかった。

終了後に大急ぎで駅へ。
駅が近くて助かります。

代々木上原のムジカーザで高橋先生と夏川先生のリサイタル。
早めに到着している他のスタッフから少し遅れて到着しました。
準備に合流して、先生方にご挨拶。
リハーサルを聴かせていただきました。



由紀乃さんの素敵なピアノ。

昨日のプログラムは

[Mandolin&Piano]
コレルリ : ラ・フォリア~フォリア主題による変奏曲
ヴィターリ : シャコンヌ ト短調

[solo Piano]
熊本県民謡=夏川由紀乃 : 五木の子守唄
熊本県民謡=夏川由紀乃 : 豪傑節

[solo Mandolin]
M.シュトラウス : 「マンドリン独奏のためのアフォリスメン」より
      ハックルベリー・ウォーク、瞑想、ミロンガ

[Mandolin&Piano]
ピアソラ=啼鵬 : リベルタンゴ
ロータ=夏川由紀乃:太陽がいっぱい
ショスタコーヴィチ=夏川由紀乃 : ワルツ 第2番 ハ短調
ロシア民謡=夏川由紀乃 : 2つのギター

アンコール
ジュピター
パリは燃えているか
チャールダーシュ

プログラムに曲名をメモしたのにそれを紛失するという失態・・・。
会場にいた主人も曲名がわからず。情報を得たら、あるいは記憶が戻ったら記入します。

トークでは大いに盛り上がり、演奏が始まるとホール全体が集中する感じ・・・
ロビーにいてもよく伝わりました。
先生方のCDをお求めになる方も多く、販売係としてとてもうれしかったです。

由紀乃さんのお母様は下関からご来場され、私たちスタッフに楽譜入れを手作りしてくださいました。

手書きのメッセージも添えられて、母心がじんわりと胸に沁みます。
由紀乃さんの素敵な衣装はすべてお母様の手作りなんです。
美しいお嬢様のドレスを作るのはきっと楽しいことでしょうねー。

今日お2人はイケガクでインストアライブだそうです。
土曜日はPEKの練習、そして日曜日はPEK本番です。

高橋和彦と楽しい仲間たち in Tokyo vol.7
2018年 12月 9 日(日)
13:30開演 (13:00開場)

サロン・ド・パッサージュ
入場無料 (申込不要・先着80名様まで)

ぜひお越しくださいませ。



 


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なーんだ、ひとりなのか

2018年12月05日 | Weblog
ひさしぶりに自宅に泊まる(自分の家なのに泊まる、も変ですが)日。
夕食をしっかり作る準備をしていたら、家族は「仕事、飲み会、忘年会」ということで、誰も帰ってこない。
そんなことなら、今日も実家に泊まればよかった。

とはいえ、たまの「ひとり」を満喫しました。
ひとりでお腹いっぱい夕食を食べました。

今朝、仕事のために実家を出る時、父が少しさみしそうな笑顔で見送ってくれました。
幼稚園に子供を預けた頃のことがよみがえる。
人間は年を取ると子供に返るということなのかしら。
置いて出るのは後ろ髪を引かれます。


明日は、高橋先生&夏川先生のリサイタル!
お2人の演奏はもちろん、会場でたくさんの方とお会いできるのを楽しみにしています。
雨が降らないといいですねー。

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年金事務所で

2018年12月04日 | 高齢の親のこと
生徒から、おさらい会に招待したお知り合いの感想を聞くのはとてもうれしいです。
家族にも友人にも内緒で出ている生徒もいますが、私としてはどなたかを呼んでほしいんです。
無条件に応援してくれる人がいるって、心強いですよね。
たまに例外もあるかもしれませんが、たいていは「ステージで1人で演奏してるだけでもすごい!」と思ってくれるはず。
よかったね、がんばったね、と言ってもらえると、本当に励みになります。

さて、母が亡くなった後の手続きの話です。
今日は年金事務所で、「母が受け取るはずだった年金を父の口座に振り込む」という手続きをしてきました。

年金事務所の相談や手続きは予約制で、指定された日は申込みから2週間後くらいだったような。粗大ゴミの収集なみに時間がかかります。

予約した時間に行ってみたら3人待ちで、窓口に呼ばれたのは30分後。
予約の時点でかなりの個人情報を聞かれているので、一から説明する必要はなく、用意した書類を渡すだけです。
でもここから時間がかかった…。
書類の確認作業というものを係りの人がやり、それをその場でただ待つ。
ペーパーレスの正反対のように、たくさんの紙にプリントをし、それをつき合わせてスタンプを押す、という作業。
1人の死亡についてこれだけの紙が必要なのか、果たしてこの大量の紙はこのまま保存されるのか…
などなどをずっと考えていました。

年金事務所を出たのは入ってから約1時間後。私は父の代理人として手続きをしたんですが、高齢者1人だったら結構大変だろうと思いました。
予約の時点で、私の父の場合は挫折することでしょう。耳も遠いし。
提出する書類を聞き取って用意するのも、かなりハードルが高いです。
こういうことで困ってる人って多いんだろうなあ、と思います。子供がいないとか、いても遠くに住んでいるとか。

委任状1枚書くのでも高齢者(一概には言えませんが、我が家の場合)にはとても大変。書類の字が小さいですしね。

銀行の口座もただ解約するのではなく、相続するという手続きになるらしい。
大金があるならそれも納得ですが、少額でも同じ段取りなのかしら。
取り敢えず、先々のことを考えると自分の口座はなるべくまとめておこう、という気持ちになります。

あとは携帯の解約。これもいかなくちゃ。クレジットカードも解約しないと。

今日、父が透析(送迎有り)から帰ってきたとき

「シルベスちゃんがいてくれてよかった。
ひとりじゃさみしい」

と言ったので泣きそうになりました。
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