オペラを観に、東京文化会館に行ってきました。
音楽の殿堂に行く前には、洋食の殿堂へ、ということで、上野精養軒で食事。
こんなに大きな建物だとは知りませんでした。
2階がゴージャスなフランス料理のレストラン、1階がカジュアルなカフェレストラン。今日はオペラがメインなので、カフェレストランに入りました。
さくらコースという、スープ・サラダ・メインディッシュ・パン、のお料理を注文。
あっという間に運ばれて来たので嫌な予感がしたんですが、やはりお肉も付け合せも、ほぼ完成して置いておいたものを少し温めただけ、という感じでした。それがちょっと残念でした。スープはとてもおいしかったです。
食後のんびりする暇もなく、早めに文化会館に向かいました。
上野公園は、お花見の準備が万端整っていました。
あと1週間もしたら、もうすごいことになるんでしょうね。
建物に入って、まずオペラグラスをレンタルしました。
何しろ4階席ですからこれが必要だと思って。
200円(と、保証金2000円。これは戻ってきます)でした。
パンフレットは1000円。もっと高いかと思ったけれど、意外に良心的な値段です。
劇団四季のパンフレットは確か2000円くらいしたような記憶が・・・。
とにかく自分達の席を確認しよう、ということで、延々階段を上りました。
4階席の左側だったので、舞台の左端は欠けてしまいます。それに体をねじってステージを見るような体制でちょっとつらい。座席もカウンターの椅子のように高いんです。なんだか不安定・・・。でもC席2万3千円です。
5階席でも正面のほうがいいなぁ。正面の席は5階でもB席なのかしらん。
開演にはまだまだ時間がありましたが、もうオケピには奏者の方が徐々に入ってきていました。
コントラバスの都筑さんを発見し、ご挨拶しに1階へ。
オケピの中は本当に狭くて、全員そろって演奏を始めたらかなり窮屈で息が詰まるだろうと思いました。
都筑さんに、管楽器のほうもすごい人がたくさんいるから見てきたら、と言われ、少し場所を移動。
フルートの工藤さん、オーボエの宮本さんなど、私でも知っているような方がすぐ目の前に。
他の奏者のみなさんも、著名な方々のようです。
ひとしきりオケピを見たあとは、席に戻ってパンフを熟読。エレクトラについて、少しはわかってきました。
いよいよ開演。
小澤征爾さん登場で、会場は一気に活気付きました。
休憩無しの2時間弱で終了。
ブラボーの嵐でした。
そして長いカーテンコール。
とても正直な感想を言うと、なんだかずっと暗い、という印象でした。
オペラというものは、大掛かりなセットに華やかな衣装、豪華絢爛なステージ・・・なんだと思っていたんです。
エレクトラは(というか、今日の演出は、なのかがよくわかりません)、セットというようなものはなくて、土を模したような床、衣装はモノトーン、小道具もベッドと斧と懐中電灯くらいで、とにかくさっぱりしてるんです。
うーん、フシギでした。
でも、歌と演奏は本当に素晴らしく、それは充分堪能しました。
ステージ上で出演者が挨拶してる間、小澤さんはオケピの中を歩き回って、ひとりひとりと握手をしていました。
最後には小澤さんもステージに上がるんですが、出演者の表情を見ていると、誰もが小澤さんと一緒に舞台を作り上げていることが本当に楽しい、と思っていることが伝わってくるようなんです。
やっぱりそれが何より肝心ですごいことなんだろうなぁ。
帰りの電車で、たくさんもらったチラシ類を見ていたら、S席6万円なんていうオペラを見つけました。そんなのばっかり見ていると、5000円なんていう演奏会があると、安いなぁと思うくらい感覚が麻痺してくるんです。
次のオペラ鑑賞はいつになることでしょう。
ひとつ、行きたいのがあるんだけど、なかなか気軽には行けない金額です。
音楽の殿堂に行く前には、洋食の殿堂へ、ということで、上野精養軒で食事。
こんなに大きな建物だとは知りませんでした。
2階がゴージャスなフランス料理のレストラン、1階がカジュアルなカフェレストラン。今日はオペラがメインなので、カフェレストランに入りました。
さくらコースという、スープ・サラダ・メインディッシュ・パン、のお料理を注文。
あっという間に運ばれて来たので嫌な予感がしたんですが、やはりお肉も付け合せも、ほぼ完成して置いておいたものを少し温めただけ、という感じでした。それがちょっと残念でした。スープはとてもおいしかったです。
食後のんびりする暇もなく、早めに文化会館に向かいました。
上野公園は、お花見の準備が万端整っていました。
あと1週間もしたら、もうすごいことになるんでしょうね。
建物に入って、まずオペラグラスをレンタルしました。
何しろ4階席ですからこれが必要だと思って。
200円(と、保証金2000円。これは戻ってきます)でした。
パンフレットは1000円。もっと高いかと思ったけれど、意外に良心的な値段です。
劇団四季のパンフレットは確か2000円くらいしたような記憶が・・・。
とにかく自分達の席を確認しよう、ということで、延々階段を上りました。
4階席の左側だったので、舞台の左端は欠けてしまいます。それに体をねじってステージを見るような体制でちょっとつらい。座席もカウンターの椅子のように高いんです。なんだか不安定・・・。でもC席2万3千円です。
5階席でも正面のほうがいいなぁ。正面の席は5階でもB席なのかしらん。
開演にはまだまだ時間がありましたが、もうオケピには奏者の方が徐々に入ってきていました。
コントラバスの都筑さんを発見し、ご挨拶しに1階へ。
オケピの中は本当に狭くて、全員そろって演奏を始めたらかなり窮屈で息が詰まるだろうと思いました。
都筑さんに、管楽器のほうもすごい人がたくさんいるから見てきたら、と言われ、少し場所を移動。
フルートの工藤さん、オーボエの宮本さんなど、私でも知っているような方がすぐ目の前に。
他の奏者のみなさんも、著名な方々のようです。
ひとしきりオケピを見たあとは、席に戻ってパンフを熟読。エレクトラについて、少しはわかってきました。
いよいよ開演。
小澤征爾さん登場で、会場は一気に活気付きました。
休憩無しの2時間弱で終了。
ブラボーの嵐でした。
そして長いカーテンコール。
とても正直な感想を言うと、なんだかずっと暗い、という印象でした。
オペラというものは、大掛かりなセットに華やかな衣装、豪華絢爛なステージ・・・なんだと思っていたんです。
エレクトラは(というか、今日の演出は、なのかがよくわかりません)、セットというようなものはなくて、土を模したような床、衣装はモノトーン、小道具もベッドと斧と懐中電灯くらいで、とにかくさっぱりしてるんです。
うーん、フシギでした。
でも、歌と演奏は本当に素晴らしく、それは充分堪能しました。
ステージ上で出演者が挨拶してる間、小澤さんはオケピの中を歩き回って、ひとりひとりと握手をしていました。
最後には小澤さんもステージに上がるんですが、出演者の表情を見ていると、誰もが小澤さんと一緒に舞台を作り上げていることが本当に楽しい、と思っていることが伝わってくるようなんです。
やっぱりそれが何より肝心ですごいことなんだろうなぁ。
帰りの電車で、たくさんもらったチラシ類を見ていたら、S席6万円なんていうオペラを見つけました。そんなのばっかり見ていると、5000円なんていう演奏会があると、安いなぁと思うくらい感覚が麻痺してくるんです。
次のオペラ鑑賞はいつになることでしょう。
ひとつ、行きたいのがあるんだけど、なかなか気軽には行けない金額です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます