いやー、本当に毎日暑いですね!
我が家は、レッスン室と寝室にしかエアコンが無いんです。
リビングはたいそう日当たりがよく、恐ろしいほど室温が上がります。
風通しはいいんですが、日中は結構つらい。
そのリビングにあるPCから投稿しています。
暑いなー。
と言っても仕方ないんですが、つい口から出てしまいます・・・。
さて、
6月15日(土)の片岡マンドリン研究所発表会から約半月の間に、本番が4回あったんです。
その最後を飾る演奏会が、日曜日に終わりました。
横浜楽友協会第35回記念定期演奏会。
前回の記事に書いた公演です。
本番の前日がリハーサル。
場所は磯子公会堂でした。
前回が戸塚フォーラム、次は磯子、本番はみなとみらいホール。
家から近くて本当にラクです。
普段の練習が遠いところばかりなので、地元はいいなぁとしみじみ思います。
前回より楽器の種類も増え(たように思う。バンダも客席から演奏)、本番に近い状態でした。
途中何度か返しながら、3楽章に突入。
初回で気になっていたマンドリンの8分の12のところは、先生が振りながらOKを出してくれました。
というわけで、今思えば私は1回弾いただけでこの日は終了。
みなさんは、このあと噴水、松、とリハーサルは続いたのです。
本番の前日の夜遅くまで、大変です。
一夜明けて、演奏会当日。
いいお天気でした。
気温も上がるそうで、私が招待したご高齢の生徒さんの健康状態が少々心配になりました。
リハーサルは、プログラムの逆の順からということで、噴水と松を客席で聴きました。
アレクサンダーのレッスンで、「演奏会当日は極力会場内を歩き回るように」と言われているので、客席のいろいろな位置からステージを眺めたり天井を見上げたり。
みなとみらいホールの大ホールでは、10年くらい前に演奏したことがあります。
それ以降も客席には何度か足を運んでいます。
3階席や2階席でのバンダ、客席のあちこちから響く水鳥の鳴き声。
そして重厚なパイプオルガン。
この会場ならではの演出が満載でした。
聴いていて本当に圧倒されます。
この広い会場で、迫力のある音に慣れたお客様の耳に果たしてマンドリンの音は届くのか・・・。
自分で確かめたいところですが、そうもいかず。
本番の配置では、チューバがすぐ隣でした。
だいじょうぶかなと思いましたが、祭りのリハーサルが終わり、音量面での問題はなかったようでほっとしました。
全てのリハーサルが終わったときに、先生から本番に向けてのいいお話がありました。
こういうひととき、とても重要ですね。奏者の気持ちがひとつにまとまる感じ。
広すぎる楽屋でお弁当をいただき、準備をして、いよいよオンステージです。
私にしては珍しく緊張していましたが、レッスンを受けたように客席を見渡し、頭が動けて身体が動けて・・・を実践しました。
マンドリンの出番は3楽章なので、それまでは楽器は持たずに、ゆったりと椅子に腰かけて、曲に身を任せました。
かっこいいファンファーレで始まる1楽章。
練習のときに小田野先生が指示したことを、みなさんがきちんとこなして、のびのびと演奏しているのがわかりました。
3楽章が始まり、楽器を手にとって・・・
あとはあっという間でした。
4楽章は晴れ晴れとした気持ちで、みなさんの熱演を楽しみました。
冒頭のパーカッション、ズチャーチャーチャーチャ・ズチャーチャーチャーチャ(と書いてわかっていただけますか?)の部分、かっこよくて胸が震えますね。
踊りだしたくなるようなにぎやかさ、迫力あるラスト。
拍手のときに、先生がマンドリンを一番に立たせてくれました。
貢献度から言ってバンダが先でしょう、と思っていたので、自分が呼ばれてるとはまったく気付かず、周りのメンバーに「マンドリン、マンドリン」と教えてもらって立ち上がった次第でした。
マンドリンのアンサンブルだと、こういうシチュエーションはまずないですねー。
よっぽどのソロでもなければ。
というわけで、とてもうれしい経験でした。
オケの管楽器の人は、たいていの管弦楽の曲でソロがあるんですね。
それもかなり重要な。
それをいつもこなしているんだから、本当にすごい精神力ですね。
私なんてたったあれだけでも、
「もしここで入り損ねたら」
「ピックが弦に引っかかって、変なトレモロになったら」
「臨時記号を間違えて半音高かったら」
などと考えるものです。
その他にも、私には「本番の咳」という恐ろしいトラウマがあるんです。
静かなシーンで、「もし今咳が出たら」と思うと、したくもなかった咳が出そうになって身もだえするという・・・。
あるいは、
「足台を倒して派手な音が響いたら」
「譜面台を倒して前の人の頭を直撃したら」
などなど、不安要素は山ほどあります。
そういうことを振り払ってみんな演奏してるんだなぁ(そんなことを思ってるのは私だけ?)。
いやー、本当にすごいことですね。
とにかく祭りは無事に終わりました。
客席でどう聴こえたかはあとで友人に聞くとして、とにかくホッとしてステージを降りました。
メンバーのみなさんからは、よかった、と声をかけていただき、うれしかったです。
祭りのあと、休憩20分。
ここで着替えて、後半は客席で聴かせていただきました。
噴水のハープとパイプオルガン、キラキラと水のはじける様子。
私の一番好きなジャニコロの松にうっとりし、アッピア街道松の怒涛の盛り上がりに電撃が走り・・・。
アンコールは2曲
レスピーギのイタリアーナと、星条旗よ永遠なれ、の2曲。
ああ、私も弾きたい。どんなチョイ役でもいいから星条旗仲間に入りたかった。
本当に楽しいんですよ。客席でも楽しかったけれど、弾いていたらもっと楽しいだろうな、と。
終演後、いつもの習慣でどんどん片付けなどしたいところでしたが、楽屋で休んでいてくださいと言われました。
みなさんが大忙しにしているのに、なんとも落ち着かない気分でした。
大きな楽器を運搬したあとに、アーティストラウンジで中締め。
先生からの感想、エキストラや幹部からのひとことなどがあり、その後打ち上げ会場へ移動しました。
打ち上げでは先生と近い席で、ローマの祭りを初めて振ったこと、マンドリンの生演奏を聴くのも初めてだったこと、などの話を伺いました。
その後は大いに飲み、しゃべり、時間も延長して楽しい会をご一緒させていただきました。
楽友協会の方には本当によくしていただきました。
気付けば11時近かったですが、家が近いのでこれも気が楽。
日曜日からずっと頭の中がローマ一色です。
今もBGMとしていろいろ聴いていますが、このマンドリンはちょっと「?」と思いました。音はきれいだけど。
ロリン・マゼール指揮 クリーヴランド管弦楽団 1976年
いかがでしょう。
我が家は、レッスン室と寝室にしかエアコンが無いんです。
リビングはたいそう日当たりがよく、恐ろしいほど室温が上がります。
風通しはいいんですが、日中は結構つらい。
そのリビングにあるPCから投稿しています。
暑いなー。
と言っても仕方ないんですが、つい口から出てしまいます・・・。
さて、
6月15日(土)の片岡マンドリン研究所発表会から約半月の間に、本番が4回あったんです。
その最後を飾る演奏会が、日曜日に終わりました。
横浜楽友協会第35回記念定期演奏会。
前回の記事に書いた公演です。
本番の前日がリハーサル。
場所は磯子公会堂でした。
前回が戸塚フォーラム、次は磯子、本番はみなとみらいホール。
家から近くて本当にラクです。
普段の練習が遠いところばかりなので、地元はいいなぁとしみじみ思います。
前回より楽器の種類も増え(たように思う。バンダも客席から演奏)、本番に近い状態でした。
途中何度か返しながら、3楽章に突入。
初回で気になっていたマンドリンの8分の12のところは、先生が振りながらOKを出してくれました。
というわけで、今思えば私は1回弾いただけでこの日は終了。
みなさんは、このあと噴水、松、とリハーサルは続いたのです。
本番の前日の夜遅くまで、大変です。
一夜明けて、演奏会当日。
いいお天気でした。
気温も上がるそうで、私が招待したご高齢の生徒さんの健康状態が少々心配になりました。
リハーサルは、プログラムの逆の順からということで、噴水と松を客席で聴きました。
アレクサンダーのレッスンで、「演奏会当日は極力会場内を歩き回るように」と言われているので、客席のいろいろな位置からステージを眺めたり天井を見上げたり。
みなとみらいホールの大ホールでは、10年くらい前に演奏したことがあります。
それ以降も客席には何度か足を運んでいます。
3階席や2階席でのバンダ、客席のあちこちから響く水鳥の鳴き声。
そして重厚なパイプオルガン。
この会場ならではの演出が満載でした。
聴いていて本当に圧倒されます。
この広い会場で、迫力のある音に慣れたお客様の耳に果たしてマンドリンの音は届くのか・・・。
自分で確かめたいところですが、そうもいかず。
本番の配置では、チューバがすぐ隣でした。
だいじょうぶかなと思いましたが、祭りのリハーサルが終わり、音量面での問題はなかったようでほっとしました。
全てのリハーサルが終わったときに、先生から本番に向けてのいいお話がありました。
こういうひととき、とても重要ですね。奏者の気持ちがひとつにまとまる感じ。
広すぎる楽屋でお弁当をいただき、準備をして、いよいよオンステージです。
私にしては珍しく緊張していましたが、レッスンを受けたように客席を見渡し、頭が動けて身体が動けて・・・を実践しました。
マンドリンの出番は3楽章なので、それまでは楽器は持たずに、ゆったりと椅子に腰かけて、曲に身を任せました。
かっこいいファンファーレで始まる1楽章。
練習のときに小田野先生が指示したことを、みなさんがきちんとこなして、のびのびと演奏しているのがわかりました。
3楽章が始まり、楽器を手にとって・・・
あとはあっという間でした。
4楽章は晴れ晴れとした気持ちで、みなさんの熱演を楽しみました。
冒頭のパーカッション、ズチャーチャーチャーチャ・ズチャーチャーチャーチャ(と書いてわかっていただけますか?)の部分、かっこよくて胸が震えますね。
踊りだしたくなるようなにぎやかさ、迫力あるラスト。
拍手のときに、先生がマンドリンを一番に立たせてくれました。
貢献度から言ってバンダが先でしょう、と思っていたので、自分が呼ばれてるとはまったく気付かず、周りのメンバーに「マンドリン、マンドリン」と教えてもらって立ち上がった次第でした。
マンドリンのアンサンブルだと、こういうシチュエーションはまずないですねー。
よっぽどのソロでもなければ。
というわけで、とてもうれしい経験でした。
オケの管楽器の人は、たいていの管弦楽の曲でソロがあるんですね。
それもかなり重要な。
それをいつもこなしているんだから、本当にすごい精神力ですね。
私なんてたったあれだけでも、
「もしここで入り損ねたら」
「ピックが弦に引っかかって、変なトレモロになったら」
「臨時記号を間違えて半音高かったら」
などと考えるものです。
その他にも、私には「本番の咳」という恐ろしいトラウマがあるんです。
静かなシーンで、「もし今咳が出たら」と思うと、したくもなかった咳が出そうになって身もだえするという・・・。
あるいは、
「足台を倒して派手な音が響いたら」
「譜面台を倒して前の人の頭を直撃したら」
などなど、不安要素は山ほどあります。
そういうことを振り払ってみんな演奏してるんだなぁ(そんなことを思ってるのは私だけ?)。
いやー、本当にすごいことですね。
とにかく祭りは無事に終わりました。
客席でどう聴こえたかはあとで友人に聞くとして、とにかくホッとしてステージを降りました。
メンバーのみなさんからは、よかった、と声をかけていただき、うれしかったです。
祭りのあと、休憩20分。
ここで着替えて、後半は客席で聴かせていただきました。
噴水のハープとパイプオルガン、キラキラと水のはじける様子。
私の一番好きなジャニコロの松にうっとりし、アッピア街道松の怒涛の盛り上がりに電撃が走り・・・。
アンコールは2曲
レスピーギのイタリアーナと、星条旗よ永遠なれ、の2曲。
ああ、私も弾きたい。どんなチョイ役でもいいから星条旗仲間に入りたかった。
本当に楽しいんですよ。客席でも楽しかったけれど、弾いていたらもっと楽しいだろうな、と。
終演後、いつもの習慣でどんどん片付けなどしたいところでしたが、楽屋で休んでいてくださいと言われました。
みなさんが大忙しにしているのに、なんとも落ち着かない気分でした。
大きな楽器を運搬したあとに、アーティストラウンジで中締め。
先生からの感想、エキストラや幹部からのひとことなどがあり、その後打ち上げ会場へ移動しました。
打ち上げでは先生と近い席で、ローマの祭りを初めて振ったこと、マンドリンの生演奏を聴くのも初めてだったこと、などの話を伺いました。
その後は大いに飲み、しゃべり、時間も延長して楽しい会をご一緒させていただきました。
楽友協会の方には本当によくしていただきました。
気付けば11時近かったですが、家が近いのでこれも気が楽。
日曜日からずっと頭の中がローマ一色です。
今もBGMとしていろいろ聴いていますが、このマンドリンはちょっと「?」と思いました。音はきれいだけど。
ロリン・マゼール指揮 クリーヴランド管弦楽団 1976年
いかがでしょう。
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