1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

古箏の音色

2009年07月17日 | Weblog
二日続けて帰りが11時を過ぎ、そこに暑さも加わって、少しくたびれていました。
8月は個人レッスンを休む生徒さんの気持ちがわかるなぁ。
今日は涼しくて本当にラク。

バイオリンのリサイタルの、アンコールで演奏されたサラサーテの曲がとても素敵だったので、マンドリンで弾いてみたい、と思いました。
が、しかし。
途中からきっぱり諦めました。
その曲は、「序奏とタランテラ」。
なんとかいけそうだったのは序奏部分だけで、タランテラは超絶技巧でした。
このリサイタル、プログラムが全般的に相当に技巧的なもの(私が思うには、なんですが)が並んでいるのに、その上さらにアンコールがこれまた大変そうなのが3曲。
技術や音楽性はもちろんのこと、、体力と集中力が相当なければリサイタルというのは成り立たないですね。

翌日は夏川りみのアコースティックライブ。
ロビーに聞こえてくる音色でマンドリンかと思ったんですが、古箏という楽器でした。
マンドリンでトレモロを中膨らみにさせた感じ。
ピアノと古箏と歌のシンプルで温かいコンサートでした。
夏川りみの歌声はなんともいえない優しさとかわいらしさと清々しいさがありますね。

お客様の中には、かりゆしウェアの方もお見受けしましたし、沖縄出身の方もいらっしゃるようでした。
客席も一体となって「イーヤーサーサー」等の合いの手や、「スイッスイッスイッ」の掛け声が入り、指笛も聞こえてきて、本当に楽しそうでした。
私も観客として参加したかったです。
いいなぁ、沖縄の歌は。

「来てよかった」
「ありがとう」
と言いながらホールを後にしたお客様がとても多かったのが印象に残りました。
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