1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ドイツ演奏旅行、おもしろかったこと編

2014年07月03日 | Weblog
休み休みの連載でしたが、今日で完結(のつもり)です。

おもしろかったこと、ちょっと怖かったこと、うれしかったことなど、思いつくままに。

まず、何人かの人に聞かれた「トイレ事情」です。
初めて「困った」のがフランクフルト空港で。

座るところが高いな、というのは想像通りでした。
が、
水を流すレバーまたはボタンのようなものがすぐ発見できなくて焦りました。
探すにしても、まぁ狭い範囲ですし、絶対にあるはず、と信じで探しました。

意外にも、それはとても大きいものでした。
ここでは確か壁にあったか・・・。
このあと旅行中にいろいろなタイプに入りましたが、総じて押すところが大きい。
B5サイズや、ティッシュの箱サイズくらいのものが壁にあって、それをベーンと押すんです。
最初は少し驚きましたが、慣れたらわかりやすいし押しやすい。
日本に帰ってきて、時々あの大きさを懐かしく思います。

トイレットペーパーは、少し幅が狭い。
そして、紙の質はあまり良くなくても、ほぼ100%エンボス加工されていました。
それがお花や動物の模様になっていたり、かわいらしかった。

サービスエリアのトイレは有料でした。
自動販売機のようなものにお金を入れ、ディズニーランドの入口のようなバーを押して入場。売店で使えるチケットが出てきます。
料金は0.7ユーロで、買い物券は0.5ユーロぶん。

ハイデルベルクの観光案内所では、無料かと思って入ったら、察知した職員さんがやってきて、出口で0.5ユーロ徴収されました。
レストランや、フェスティバルの会場では無料(レストランでは、お金を置くお皿は置いてあった)、カフェを利用せずトイレだけ借りるときは0.5ユーロでした。


ちょっと怖かったのが運転事情。
飲酒運転です。
聞いた話では、1杯飲んでもOKらしい。
でも1杯って、ビールかワインか(もっと強いお酒か)、どんな大きさのグラスか、にもよると思うんですが・・・。

とにかく、朝も昼も、もちろん夜もみなさん気軽にお酒を飲んでるんです。
本番のあとに打ち上げがあり、当然飲んでいる(しかも1杯どころではなく)現地オケのメンバーがホテルまで車で送ってくださるということになりました。
しかも、友だちの車を初めて運転する、という人の運転で帰ることになったんです、私は。

ご本人はとても陽気で、私たちのためにいろいろな話をし、観光案内的なこともしてくれました。
それは本当にうれしいんですが、そのたびに、後部座席や助手席にしっかりと身体を向けるんです。
街灯もないような暗い道で、かなりのスピードを出しながら。
ハンドルもちゃんと持っていないようで、心底怖かったです。
私たちは一所懸命、前を向いて運転に集中してもらうように頼みましたが、たいした効果はありませんでした。

別の日にタクシーに乗ったときは、運転手が「娘が日本人風なんだよ」と言って、タブレットを取出し(運転中)、あれこれ画像を見せ(運転中)、動画まで見せ(しつこいけど運転中)、やはり身体を後部座席や助手席に大きく向けるので怖かったです。昼で、飲酒はしてないですが、それにしても・・・。


うれしかったことはたくさんあります。
演奏後に、演奏の感想をたくさん言ってもらえたのはうれしい驚きでした。
レヒベルクハウゼンのオケのみなさんに、とても親切にしていただいてありがたかったです。

だいぶさかのぼりますが、フランクフルトに着いたときにCAさんから手紙をもらいました。

楽器をたくさん持ち込んでいたので、演奏旅行の成功をお祈りします、という内容でした。
CAさんは常にずっと忙しそうで、しかも行きのフライトはだいぶ揺れたのに、そんな中このようにきれいな字でシールまで貼ってくれるとは。
本当にうれしかったです。全日空です。ありがとうございました。


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