1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

コルソ・ウィーン ニューイヤー・スペシャル・コンサート

2006年01月05日 | Weblog
寒い、寒い。
横浜程度の寒さで騒いでいては、大雪で大変な地域の方に申し訳ないような気がしますが、今日は特に寒さが厳しいように感じました。
ひさしぶりに外気にあたったからでしょうか。

今日は演奏会に行ってきました。

指揮  アルフォンス・エガー
管弦楽 コルソ・ウィーン

曲目  <第1部>(モーツァルトの部)
     ディヴェルティメントニ長調 K.136
     クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
    <第二部>(J.シュトラウス一家の部)
     モーツァルト○
     ハンガリー万歳
     クラップフェンの森にて
     女性への讃美
     春の声
     ピッツィカート・ポルカ
     憂いもなく
    <アンコール>
     サーカス・ポルカ
     美しく青きドナウ
     ラデツキー行進曲
    

予定していた曲目が変更になったとこのことで、今日のプログラムはロビーに貼り出されていました。
それを携帯で撮影してきたんですが、字が小さくていくつか曲目が読み取れません・・・。
これから調べて、わかり次第伏字のところを記入します。

実は、こんなにすごいメンバーが演奏していたんだということを今改めて知りました。
やはりプログラム(千円)を購入すべきだったかも・・・。

やはり「ニューイヤーコンサート」ということを意識してなのか、客席には和服の人が何人もいらっしゃいました。
でも振袖でもなければ、和服って座っていると地味なんですよね・・・。

舞台のセッティングを見て、椅子の少なさにびっくり。
事前知識がゼロだったものですから・・・。
弦は、4・2・2・1・1。これだけ。
チェロ1って少ないような気もしますが、これがベストバランスなんでしょう。
チェロの人、とても素敵でした。
指揮者は、ファッションデザイナーのような感じの人でした。かっこよかった。
あ、かっこいい関係でいえば、クラリネットの人がそれはそれはかっこよかったです。

日本人にはウィンナ・ワルツは弾けない、という話を聞いたことがあります。
それは、やはり特徴である独特のイントネーションがあるから、ということらしい。

その点、やはり今日は本場中の本場と言いますか、本家本元と言いますか、これがウィンナ・ワルツのリズムなんだ、というものを感じた気がします。

全体を通した印象は、自由自在、ということです。
なんだかとてもリラックスしていて、のびやかで自由な感じ。
「こうしなければ」というような、何らかの決め事にはひとつもとらわれずに、瞬間瞬間の響きや流れを全員が感じ取って、瞬時に反応し合っているような。

以前、タテの線問題について書いたことがありますが、タテの線はそんなにぴったりと合ってないような感じなんです。
え、と思うような出だし部分もあったりして。
でもそんなことはまったくどうでもいいような、もっと芯の部分でつながっているというか、流れが止まらないというか。
言葉にするのは難しい・・・。

管も弦も、音色そのものがとても美しかったです。
とてもいい気分で会場を後にしました。

ひとつ残念なのは、空席が目立ったこと。
「ウィーン」と名がつけばチケットは売れるってわけではないんですね。
せっかく遠路はるばる来てくれたのに、客席が空いていてテンション下がらないかしらと心配しました。
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