1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

違う角度から見てみれば

2019年11月18日 | Weblog
おさらい会のリハーサルは9時過ぎから18時近くまで長時間かかります。
というわけで、独奏を弾かない「アンサンブルだけ出演」の生徒さんは短時間で済むようにスケジュールを考えています。
自分のグループの練習時間(30分~45分程度)が終われば帰れます。

でも、せっかくの機会だから他のアンサンブルや独奏も聴いてみたい、と思ってほしい。
そして、残って聴いてほしい。

そういう私の希望に反して、すぐ帰ってしまう生徒が多いです。
独奏を弾かない人で残ってくれたのは2人だけだったか・・・。

独奏のリハーサルが始まると会場の緊張感は格段に上がります。
最後の生徒が弾き終わったあと、もう一度合わせたい人がいればやりますよ、とギターのtutti氏が申し出てくれました。
お疲れのところ、なんてありがたい。

が、しかし。

合わせを希望した人は1人だけでした。

せっかくの機会なのに、とこれまた思ってしまうんです。
他の人の演奏を聴かないのも、追加練習をお願いしないのも、もったいない。

貪欲さがないんだなぁ・・・

と、その時は思いました。

でも一晩経って考えたら、そもそも「貪欲な人」が私の教室に来るか。
「貪欲」だったら、どんなに通いにくいところでも高名な先生のところに習いにいくはず。
カルチャーのグループレッスン、を選択するという段階で、「貪欲」ではない。

そうは言っても、わざわざ楽器を用意して習いに行く、というだけでも「やる気」はあるわけです。
さらには、わざわざ人前で弾くことに挑戦してくれているんですから、それだけでもすごいことなんだ。

自分の練習時間が終わったらすぐに帰るのも、家を出てくるのに時間のやりくりが大変だったのかも。
万難を排して出かけて来てくれて、それゆえ急いで帰らなければならないとか。

違う角度から見てみれば、こちらの希望と違うだけで「やる気」の有無とは関係ないのかもしれません。
打ち上げも全員出てほしいと思っていますが、それぞれ家庭の事情があるだろうから「出て当たり前」と思わないようにしなくては。


今日は、マンドリン二重奏の練習でした。
今年は2人(だけ)で弾く機会はこのおさらい会だけ、かも。

ソナタ第2番(ジョヴァンニ・フォウケッティ)
「野花のダイアリー」から「ハルジオンの夢」(堀 雅貴)

を弾きます。
練習、楽しかったな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マンドリンおさらい会のリハ... | トップ | 中村さん、と言われても »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事