ヘルメット

大震災の翌日から、水を汲み置きしています。水道は大丈夫ですが、備え有れば憂いなしということで。
倉庫を探してみたら、ポリタンクがいくつも見つかりました。
亡くなった義父が購入していたんです。アウトドア用に用意したのかもしれませんが、蛇口つきのいいタンクがありました。
一緒にヘルメットも数個。
ちょうど家族の人数分ありました。余震があると念のためかぶります。
家でヘルメットをかぶってる姿はなんだかこっけいで、映画「サイン」で、アルミホイルで作った帽子（宇宙人に考えを読まれないようにするためのもの）をかわいい子供２人と主人公の弟がかぶってソファに座っていた姿を思い出します。

娘がどうしても、と言うので、入院している夫にも届けてあります。
娘がどうしても、と言うので、近所に買い物に行くときも私は持ち歩いています。

そんなものを持っていると、なんだか回りの人を不安な気持ちにさせるのでは、と気になります。
でも持って出ないと、娘がもっと不安がるので・・・。
バイクに乗る人、と思ってくれればいいですが。

震災以降、NHKを見ることが多いです。
民放は臨場感があるようでちょっとうるさい。
現場とのやりとりもスタジオがしゃべりすぎてかみ合わないことが多いし。
NHKのアナウンサーの語りは、こんな状況にあってもとても聞きやすいと思います。
中でも我が家で一番人気なのは、横尾泰輔アナウンサーです。いい声です。
プロフィールを見たら、横浜出身だ。
しかも港南中学で清水ヶ丘高校、という地元ぶり。驚きました。