1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

Ricardo Sandoval氏と演奏

2015年10月14日 | Weblog

しばらく更新できずにいました。
この連休に、ARTE国際マンドリンコンクール&フェスティバルと、リカルド・サンドバル氏をゲストにお迎えしたベネズエラ音楽の演奏会があったのです。
濃厚で強烈な数日間でした。

コンクールの感想などは後日改めるとして、今日はベネズエラ演奏会の話を。

ベネズエラマンドリンを持った生徒が入会したのをきっかけに、主人はベネズエラマンドリンにどっぷりはまりました。
以来、楽譜の入手と練習とライブに明け暮れる毎日。
それがほんの数年で、ベネズエラ音楽の巨匠をゲストとしてお招きできるなんて。
一緒に演奏してくれて、一緒に飲んで、和風テイストの店で気さくにたくさん弾いてくれるなんて。

金曜日 来日後そのままリハーサル&飲み会
土曜日 コンクール審査員
日曜日 審査員及び演奏
月曜日 新宿でワークショップ 午後は鶴見で演奏会
火曜日 早朝に成田に向けて出発

という弾丸スケジュールだったのです。
しかも風邪気味で体調はあまり良くなかったそうです。
それなのに、疲れも見せずパワフルに演奏し、朗らかで優しかったです。

演奏会はチラシが出来上がった頃にはチケットがほぼ完売。
そして、チケットを購入してくれた方々がほぼ100%ご来場くださいました。

私の仕事は、チケットのもぎりとアナウンス。
「録音、録画、写真撮影は固くお断りします」と言うのが常なんですが、今回はリカルドの希望で全て可、だったんです。
どんどん録画して、いろいろ発信(FBでシェアとか)してベネズエラ音楽を広めてほしい、という気持ちなんですね。
というわけで、それをどのようにアナウンスしようか、かなり考えました。
うまく伝わったかどうか。とにかくみなさんたくさん録画してくださっていたのでよかったです。

前半は、トリオとアミーゴス(5人編成)の演奏。みなさん熱心に聴いてくださり、いい雰囲気で進行していきました。

休憩を挟んで、いよいよリカルドの登場!
ソロで、マンドリンとバンドゥーラの演奏でした。
圧倒的な素晴らしさ。
会場全体が魅了されました。
その後、クアトロとギターと数曲。
さらにマンドリンを加え1曲、アミーゴス(ベースとマンドリン)も入って1曲。

この後、さらにマンドリン1、ドラ2、チェロ2、ギター1を加えて2曲演奏しました。
私はドラを弾きました。
いやー、本当にしあわせでした。
特に2曲目のブンバックは、昨年のユーロフェスティバルでリカルド(とアンサンブル)が演奏したのを聴いてぜひ弾いてみたいと思っていました。
まさか、リカルドと一緒に弾けるなんて。
ベネズエラの曲は繰り返しが多い(と私は思う)んですが、リカルドは同じことは決してしないんです。
アドリブの多彩さに本当に引き込まれます。

大きな拍手をいただき、アンコールはマドリッド。
楽しかったなー。

終演後はサイン会にたくさんのお客様が並んでくださいました。
CDもたくさん売れてよかった!

九州料理の店で打ち上げ。
リカルドは箸を上手に使い、辛子レンコンや刺身、珍味などなんでもおいしそうに食べていました。
マンドリンはもちろん、ベースまで演奏!


鶴見のホテルに一緒に泊まり、翌朝早く横浜シティエアターミナルで見送りました。


残念だったのは、リカルドの英語が私にはよくわからなかったこと。
そして、思ってることの100分の1くらいしか英語でしゃべれなかったこと。
話せるっていいなぁ。
英会話、なんとかしたい。

集合写真は、東大のエストゥディアンティーナ駒場のみなさんが撮影してくれました。ありがとうございました。
リカルドとのワークショップの様子がリンクされてますね。

コメント (5)
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