1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

演奏会が終わって

2011年04月19日 | Weblog
ご来場くださった方の感想をいただき、うれしい気持ちとともに、演奏会を反芻しています。
頭の中では、演奏した曲がずっと流れています。

今回は、いろいろ壁にぶつかりました。
水上の音楽の音作りは、特に個人的に苦労した点です。
あれこれ試してどれも満足がいくものではなく、どうしていいかわからなくなりました。
本番1週間前からは改めてCDを聴き続け、ステージではそのイメージで自由に弾こうと思ったら、気負いが抜けて自然に流れに乗れたように感じました。

特に好評だったのは、カプリオールの原曲を弾いたこと。
これは急遽決まったことで、本番で弾くのには正直戸惑いもありました。
でも、ホールで弾いたらグレゴリオ聖歌のような響きがとても素敵で、魅力を感じました。
ソフトなタッチで弾いたのも効果的だったと思います。

マンドリンらしい楽しさは、3曲目のカナルグランデへのセレナータでしょうか。
いい演奏ができました。
マンドリン芸術は自分ではかなり入り込んで燃えたんですが、もっと大編成のほうが曲の雰囲気が出せたのかもしれません。
私はとても楽しかったんだけど、どうだったでしょう。

もうひとつの壁は、震災。
一時は演奏会ができないかもしれない、と思ったからこそ、演奏できる喜びに改めて気付くことができました。
メンバーの気持ちもより一層強く結束したと思います。

他にもいろいろ書こうと思っていたことがあるんですが、
なんだか急に思い出せなくなりました。あー。

コメント (6)
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