1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

たいせつにしたいこと

2007年09月13日 | Weblog
今回、昔の仲間と一緒に本番を迎えるにあたって、とても新鮮に感じたことがあります。

一度の本番にかける熱い想い。
がむしゃらに練習する姿。
ステージに立つよろこび。

今も演奏活動を続けている後輩の一人が、こんなことを言っていました。

複数の演奏会に追われて、感動することが少なくなった

私も同じかもしれません。
長いこと弾いてきて、本番の数も多くなり、「こなす」ようになってしまったのではないか。
また次がある、と甘えてはいないだろうか。

いつも真剣に取り組んでいたつもりだったけれど、今回の仲間たちの奮闘ぶりを見たら、足元にも及びません。

学生時代より器用に弾けるようになった。
でも、その代わりに失ったものがある気がします。
ずっと楽器をケースにしまいっぱなしだった人たちは、学生の頃の熱さも一緒にしまってあったようです。
「あの頃のまま」を目の前で見せられて、私にはとても新鮮に感じられました。

演奏会の参加も、全力投球できる分だけに絞らなければいけないと思います。
身辺整理しなくては・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする