MA社会研究所情報

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安全保障法が参院でも成立。予算委員会では野党ともみ合い棒倒し状態。他国の戦争に巻き込まれる。

2015-09-20 14:34:09 | Weblog
 安全保障関連法が19日午前2時過ぎに参議院でも可決されたという。自衛隊が海外で武力行使できるようにした。集団的自衛権を行使して米国の戦争にも参戦することになった。マスコミ各社の世論調査では反対が多い。参議院予算委員会では議場で野党ともみ合いになり、どなり声以外何も聞こえなかった。運動会の棒倒しのようになった。国や国民を守るために戦争に対応した法律を整え、武器を装備することは必要だろうが、他の国の戦争に参戦し戦死者や市民の死傷者が出るのは行きすぎだと思う。米国はイラク戦争などで消耗しオバマ大統領は社会福祉派で戦争や世界の警察官役はしたくない。日本の安倍首相はタカ派で軍国主義だと思われている。米国の戦争を肩代わりするつもりだろうか。

自衛隊発足以来60年。装備人員増強。島の防衛、災害、テロ、ミサイル対応も。

2015-09-16 16:09:26 | Weblog
 自衛隊が発足して60年ぐらいたった。当初は陸上自衛隊13.9万人、海上自衛隊1.6万人、航空自衛隊6700人、150機の規模で米軍の払い下げの装備だったが、現在では陸自15.1万人、戦車700両、火砲600門、海自4.5万人、護衛艦47隻、潜水艦16隻、航空機170機。空自は4.7万人、航空機340機の規模になっている。装備する武器には最先端のものもある。自衛隊の今後を中期防衛力整備計画2014~2018年で見ると、主要事業は1、各種事態における抑止および対処。2、アジア太平洋地域の安定化およびグローバルな安全保障環境の改善で、島嶼部への攻撃、弾道ミサイル攻撃への対応、宇宙空間、サイバー空間における攻撃への対応。大規模災害への対応である。この事業のために陸自は水陸機動団の新編、海自はイージス艦2隻、潜水艦5隻を増強、空自はF35A戦闘機、新早期警戒機の導入を決めている。国際テロへの対応もある。安全保障の法律制度がどうなるか注目される。

豪雨で鬼怒川などで堤防決壊。住宅が流され人々をヘリコプターやゴムボートで救助。

2015-09-13 12:59:20 | Weblog
 台風の影響で豪雨がつづいた鬼怒川流域などで堤防が決壊し洪水になった。常総市では10日午後に堤防が決壊し、濁流が住宅地に流れ込み、住宅や車が人を乗せたまま流された。住宅の屋根から逃げ遅れた人々がヘリコプターで釣り上げられて救助された。電柱にすがって2時間濁流のなかに立っていた人もヘリコプターで救助された。自衛隊、警察、消防、海保、他県からの応援などの数十機のヘリコプターや救助される人の人数が数百人と多く大変な状態だった。一人ひとりこまめに釣り上げて救助していた。地上からはゴムボートで警察や消防が救助に向かった。避難所はおにぎり1個を配る程度で、水道もなく、トイレに困り、停電になったという。豪雨が連続する数十年に一度の気象だったが、堤防が決壊すると大変だ。

中国軍の核戦力。抗日70年軍事パレードで核ミサイルが行進。核弾頭を260発持っているという。

2015-09-11 13:27:13 | Weblog
 中国は抗日戦争勝利70周年式典を行い、日本や欧米を除くロシア、北朝鮮、韓国などの各国代表を招いて軍事パレードをして航空機、戦車、核ミサイルなどの軍事力を誇示した。中国の核戦力はどれほどのものだろうか。米国の核専門紙によると、中国が保有する核弾頭は約260発で、昨年より10発増えた。9種類の弾道ミサイルを持ち、最大射程の弾道ミサイルはDF-5Aで、13000km以上の射程だという。中国から発射して米国に届く射程距離だ。潜水艦発射弾道ミサイルは射程7000km以上で、4隻の晋級潜水艦に搭載されている。1隻に12基の発射装置があり、合計48基ある。核爆弾搭載可能な航空機はH-6爆撃機で、旧式機だが20機ある。航続距離は3100km以上で東シナ海や南シナ海の目標も攻撃可能だ。巡航ミサイルも核弾頭を搭載できる。保有数は250基程度で射程は1500kmぐらいだという。
集団的自衛権があるといっていると、米国と中国の戦闘に巻き込まれ日本が核攻撃をうけそうだ。中国経済のバブルがはじけて、株価が暴落したりしている、資金不足で軍事力の削減を行い、東シナ海、南シナ海、太平洋への進出も停止し、核戦力も減るかもしれない。

下流社会になっていく。日本の貧困率は高い。母子家庭では世界1だ。貧困は自己責任ではない。

2015-09-09 14:42:23 | Weblog
マスコミは自民党などの安倍政権に支配され、アベノミクスで賃金上昇すると安倍政権の政策を宣伝しているが、食物などの生活費がインフレで上昇しただけのようだ。日本の貧困率は16.1%で破綻しているギリシャより高い。可処分所得が122万円以下の世帯を貧困世帯だとすると、母子家庭のような世帯では貧困率54.6%で世界1位だ。高齢者の貧困率は20%で、米国の23%についで世界第2位だ。年収400万円で40年間勤務した正社員がもらえる年金は月16万円ぐらい、非正規労働者は月5.5万円ぐらいだ。単身高齢者の貧困率は38%、単身高齢の女性は52%が貧困だという。生活保護費は月14万円ぐらいだから年金のほうが少ない状況もある。新幹線で焼身自殺した71歳の男性の年金は月12万円で生活保護費以下だった。普通の会社員でも住宅ローンとこどもの教育費や病気の治療費を払うと貧困になる。リストラにもなりやすい時代だ。非正規社員になると浮上できない。若い人々は自己責任という言葉を吹きこまれていて、貧困が社会問題であることを認識していないようだ。