MA社会研究所情報

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下流社会になっていく。日本の貧困率は高い。母子家庭では世界1だ。貧困は自己責任ではない。

2015-09-09 14:42:23 | Weblog
マスコミは自民党などの安倍政権に支配され、アベノミクスで賃金上昇すると安倍政権の政策を宣伝しているが、食物などの生活費がインフレで上昇しただけのようだ。日本の貧困率は16.1%で破綻しているギリシャより高い。可処分所得が122万円以下の世帯を貧困世帯だとすると、母子家庭のような世帯では貧困率54.6%で世界1位だ。高齢者の貧困率は20%で、米国の23%についで世界第2位だ。年収400万円で40年間勤務した正社員がもらえる年金は月16万円ぐらい、非正規労働者は月5.5万円ぐらいだ。単身高齢者の貧困率は38%、単身高齢の女性は52%が貧困だという。生活保護費は月14万円ぐらいだから年金のほうが少ない状況もある。新幹線で焼身自殺した71歳の男性の年金は月12万円で生活保護費以下だった。普通の会社員でも住宅ローンとこどもの教育費や病気の治療費を払うと貧困になる。リストラにもなりやすい時代だ。非正規社員になると浮上できない。若い人々は自己責任という言葉を吹きこまれていて、貧困が社会問題であることを認識していないようだ。