テレビで減速して生活するダウンシフタ―の番組を見た。車のギアをダウンシフトして減速する様に、トップギアに入れてめいっぱい頑張る出世競争状況を抜けて、ギアをダウンシフトして、貧乏でものんびり気ままに自由に好きなことをして、生活する人々が増えてきたという。贅沢品や豪華な生活を求めず、仕事に追われず自由に生きる幸せを求めている。不安と不満がたまる競争社会ではなく、幸せな生き方を求めて年収600万円の都会での編集者をやめ、年収250万円、月17万円ぐらいの収入で田舎で質素に暮らす。一日の半分は会社に勤務して、半分農業やサーフィンで遊んで暮らす人もいる。インターネットのメールではなく、顔を合わせて話し合うことができる楽しさを感じる。会社や学校でのライバルとの競争ではなく、知人、友人として相互扶助の心を持てる。高齢化者社会になり、労働力が不足してくる。世界的に減速生活にダウンシフトして無駄な開発競争をやめて、のどかで幸せな人生を取り戻し、開発競争で汚染された地球環境をきれいにする時期だろう。