テレビで年金についての討論会を見た。高齢化社会になり、働けなくなり年金に頼って生活する高齢者が増えている。頼るといっても自営業者を対象としていた国民年金は月5万円ぐらい、サラリーマンの厚生年金が月15万円ぐらいで、年金だけで生活していくのは難しい。支給する側では年金支給時期を65歳から70歳まで遅らす案や、マクロ経済スライドという制度改変で毎年1%ぐらい年金額が減らされ、今後20年間で支給額を20%減額して制度を維持しようとしている。年金を支給する側では、若者が貧困なバイト生活で年金資金を負担できなくなり、国の借金の国債を発行して年金の財源に回している。年金は年金制度を維持するお金を数10年も負担してきた人がもらえる権利であるから、年金をなくすわけにもいかない。消費税は広くあまねく税金を徴収できるので、年金の財源になる。定年制度をなくして、働ける人はいつまでも働けるようにするといいという意見も出ていた。働けない、働き口がない高齢者や、お金持ちの高齢者もいるので個人個人の状況にあった生活支援制度が必要だろう。
五月晴れの晴天が続いている。つい外出して、バーベキューやピクニックに行きたくなるが、紫外線が強く皮膚にシミが残るのを恐れて帽子をかぶり、マスクをして外出する人もいる。紫外線は嫌われているが、ビタミンDを体内でつくる重要な効果がある。浴び方が足りないと免疫力が減って、かぜを引きやすくなり、がんになりやすくなるという。ヨーロッパでは太陽の光が少ないので、日光浴をしに地中海旅行したりしているようだ。