MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

幸せとはなにか。猫と宇治金時か、金か、総理大臣か

2006-09-09 21:48:04 | Weblog
幸せとは何かと妻に聞くと、キジ玉猫がいて、お絵かきをして、宇治金時アイスを食べることだと言う。私は、のんびりソファにすわり、紅茶などをのみ、良い景色をながめる時に幸せを感じるといいたいが、仕事や心配事が多く、幸せを感じることはない。これまでの人生でうれしかったのは、大学に受かった時と、留学試験に受かった時だ。一瞬幸せを感じても、幸せな気分が持続することはない。試験に受かっても、手続きや、お金や、下宿さがしや、心配事が山のように降ってくる。
大金持ちになるとか、首相になるとか、なったら幸せだろうなと思っていたが、現実には、金持ちになると、泥棒が入らないか誘拐されないかと心配になる。安心して寝てもいられないし、気楽に散歩もできなくなる。首相になっても、マスコミに追われ、官僚や、市民からつるしあげられ、文句を言われ好きなことも出来ない。
楽しい職業ではなさそうだ、幸せではない。もっとも最近の首相はかなり独裁的で自由に物事を決められて楽しいかもしれない。金持ちも好きなものを好きなだけ買えて、旅行にもいけて、楽しい生活かもしれない。格差社会では、権力のある人や、金のある人が幸せになるだろう。差をつけられた人々は、権限もなく、金もなく、地獄のような日々を送り、自殺してしまう。年をとって競争する元気も力もなくなってきているのに、能力主義の格差社会になると、皆死んでしまう。

団塊の世代の老後は、年金不足で生活苦か。

2006-09-09 16:22:50 | Weblog
戦後の貧困のなかで誕生した団塊の世代は、巨大な人口集団として、成長してきた。学校も教室が足りず、プレハブ校舎を校庭に仮設して、戦後民主主義の個人の自由、人権、男女平等、多数決の授業を受けていたが、現実は厳しい1点差で合否が分かれる受験戦争で、クラスメートはみな競争相手、ライバル。男は男らしく、女は女らしく、清く、正しく、美しくという倫理で育ってきた。大学に入ると全共闘の学生運動に参加し、ベトナム戦争反対運動や、公害反対運動を行った。反体制意識をもたされていたが、大学の授業に戻り、就職して、サラリーマンになり、会社の仕事にふりまわされたり、競争心を出したりして、管理職になっていった。定年の時期になり、退職金や、年金が心配になり、自分の健康問題、子供のニート問題、親の介護問題をかかえながら、生きている。今後は、年金不足で生活費に困り、格差社会の犠牲者となり、老人ホームも不足して、福祉切捨てで介護も受けられなくなる不安におびやかされる。年金不足で日本では生活できないので、海外へ移住する人もでるだろう。年金暴動が起きるかもしれない。