テレビで、アルジェリアのプラントをイスラム武装勢力が襲撃して人質を取り、日本人が10人死亡した事件を見た。1日目の朝に居住地区からプラントに向かうバスと護衛の車4台をイスラム武装集団が襲撃した。武装集団は35人ぐらいで、プラントと数キロ離れた居住区に侵入した。武装集団は各部屋を回って、外国人を広場に集めて人質にした。翌日アルジェリア軍が攻撃を開始した。交渉すると思っていた武装集団側はあわてて、人質を数台の車に乗せて、居住区から出てプラントに向かった。アルジェリア軍のヘリコプターが車列を攻撃して半分ぐらいの車が破壊された。武装集団はプラントに立てこもって爆弾を爆発させた。こうした戦いの中で日本人が合計10人死亡した。日本人を狙ったわけではなく、フィリピン人も人質になり、外国人なら誰でも人質になったという。武装集団側はアルジェリアに侵略してくる外国勢力を排除しようという大義名分を掲げているという。これまでアラブ圏は親日的で日本人は攻撃されなかったが、イスラム武装集団の標的になり日本人の海外進出も難しい時代になってきたようだ。
テレビで、ロシア中部のウラル地方に隕石が落下し、爆発し、十万平方メーターの範囲の3000棟の建物の窓ガラスが壊れて、負傷者が7000人になるという。テレビで見ると大きな光の玉がロケット弾のように空を駆け抜け、飛行機雲のような白い煙を残し、ドーンという音の衝撃波で窓ガラスが飛び散った。直径17m1万トンの大きさの隕石が落下し上空20kmで空中爆発し分解して落下したという。広島に落とされた原爆の数十倍の爆発力だった。6500万年前には大隕石がメキシコのそばに落ちて恐竜が絶滅した。100年前にはロシアのシベリアに隕石が落下して森の木々をなぎ倒した。隕石の落下は普通のことでいつ人類が大隕石の衝突で地球上から消えてもおかしくない。現実の問題になってきた。宇宙空間に隕石防止用人工衛星を配備したり、隕石迎撃ミサイルを配備しなければならないだろう。すでにぢ―プインパクト計画で隕石に物体を撃ち込むことに成功している。隕石に太陽光で動く帆のようなエンジンを付けて押して軌道を変える計画もあるという。宇宙防衛軍が必要になりそうだ。