MA社会研究所情報

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円安、株高だが、国際収支が大赤字。日本沈没か。庶民生活は物価上昇インフレで苦しくなる。

2013-02-02 12:56:07 | Weblog
円安が進み1ドル92円台になった。株も高くなった。企業業績も回復しているところが増えた。円安の背後には日本の国際収支が悪化していることがある。日本は東日本大震災の被害や、原発事故の放射能汚染や、賠償などで沈没しそうだという外国からの見方があり、円売りに向かっている。国が危ないので円が安くなっている。輸出産業に価格競争力がついたと喜んではいられない。自動車輸出のライバルのドイツや米国からは円安が行き過ぎていると批難が起きている。欧州危機が再燃し、円に資金が逃避して円高にもどるかもしれない。円安になると海外投資の好機になる。株は自動車や、機械、鉄鋼、造船、海運などが上がりそうだ。
円安で輸入品の食料品や衣料品の価格が高くなり、ガソリンが高くなり、電気代、海外旅行代も高くなる。物価が上昇するので生活が苦しくなり、消費を抑える。一般国民にはよくないことだろう。企業収益が増えれば給料が上がるというが、給料を上げる会社は少なそうだ。アベノミクスのシナリオ通りに消費の増加、国内景気回復にはならないだろう。インフレで物価急上昇に庶民が苦しむことになりそうだ。