テレビで、赤羽の駅前でギターを弾きながら歌う中年男性をレポートしていた。顔は普通の40代のおっさんだが、歌声はきれいな高音で自分の歌に惚れている。毎日駅前で2~3時間歌う。ステージに立ったときの練習だという。前に置いたギターケースにお金を入れてくれる通行人もいる。今日は700円入った。プロの歌手になるのが夢で、毎日歌っている。自宅は小さなアパートで3帖2間ぐらいだ。入口の部屋は物置きで、奥の部屋の万年床の横にパソコンや音響機器、マイクがあり自分の歌を編集している。月収8万円で、食事はインスタントラーメンで、風呂はベランダ用ケースにお湯を入れてつかる。知り合った人がその人のライブハウスで演奏させてくれた。いつかは歌手になることを夢見て駅前で歌い続けている。好きなことをして夢を追っている人もいるようだ。