MA社会研究所情報

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日本の学生が中国の工場で労働者体験。二段式寝台の宿舎にとまり、組み立てラインで労働し、食堂で昼食。

2010-06-11 00:58:21 | Weblog
テレビで日本人の学生たちが中国の工場で労働体験する番組を見た。大学生ぐらいの年頃の男女の日本人5~6人が中国の工場に二週間滞在して労働体験をする。広々とした中国の工場に着くと布団とバケツを渡され、宿舎に向かう。バケツは洗濯などに使う。数百人の工場労働者が住む宿舎で、二段式寝台がずらりと並んでいる。割り当てられたほこりだらけの板張りの寝台に、先輩のアドバイスで持ってきた虫除けスプレーを吹きかけて布団を敷く。チョコレートの包み紙などのごみが床に捨てられ放題だが中国人は気にしない。若い女性が多い工場で労働体験する。組み立てラインに数十名が並び電子部品の接続をする細かい作業だ。こんが疲れる。昼食を工場の食堂に食べに行く。一枚のランチプレートにコックがご飯やおかずを放り込む。うすいスープをもらう。おかずのにおいを気にして食べれない人もいる。工場の入り口には地方から工場の仕事を求めてきた人々が集まっている。月給は一万円ぐらいで、面接試験で落とされ地方に帰る人も多い。
ニュースでホンダの中国の自動車工場で賃上げを要求してストライキをしているという。ほかの工場でも賃上げを要求してストライキが起きているという。