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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

1000円ワイン通信 ~シャトー・ラ・ヴェリエール 2012

2015年04月27日 | 料理/グルメ
同じワインをほぼ同時期にいただきもので手に入れました。ボルドーのお値打ちワイン「シャトー・ラ・ヴェリエール 2012」です。ただで入手したので正確な値段はわかりませんが、成城石井で1590円で販売されていました。おそらく販売ルートは成城石井でしょう。二本の「シャトー・ラ・ヴェリエール 2012」を続けて飲んでみました。しばらくボルドーワインから遠ざかっていたので、ボルドーの味を忘れかけているのかと思えばそうでもなくて、ボルドーらしいワインを楽しめた気がします。僕は、ワインを飲み始めた時に安いボルドーの赤ワインばかり積極的に飲んでいたこともあり、このワインは舌に覚えがありました。正統なワインの味わいを強烈に感じます。定番のメルロー種とカベルネ・ソーヴィニヨン種のブレンデッド。メルローの独特な舌触りがまったり感を生み出し、香りはカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴である甘酸っぱさを思わせる木の実の風合いがあり、タンニンのテイストを持ち合わせています。ボルドーのお値打ちワインを地でいく新入学一年生の優良児で学級委員長候補です。成城石井では一番人気と札には書いてありました。1000円台のワインでこの味わいなら合格点を出す人が多いのは想像に難くありません。ボディはミディアムで口当たりは軽めとも言えます。余韻は短いけれどしっかり分かるほどで酸味が残ります。苦味は口に含んだ時に感じ、よく制御されていて厭味がありません。際どい個性があるわけではなく、高級感のある余韻もないのでつまらいないと評する人も人もいるかと思いますが、この品質を毎年安定して出荷するというならば、安心して飲める銘柄ではないでしょうか。冷やすと香りがしぼんでんしまうので温度管理をしっかりやってから飲むことをお勧めします。合わせる料理は断然肉料理です。それも濃い味の肉料理というより塩味が効いたシンプルな肉料理の相性が良いと思います。最近、為替の影響で輸入ワインの価格が上がっています。1000円前半のワインが1000円後半で売られているのを見かけるようになりました。高級ワインでは同じ銘柄のワインの料金を二度見するほど値上がりしています。ワインのファンとしては哀しいニュースです。このワインも数年前ならもちょっと安かったはずです。飲んで損はないと思います。

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