
御嶽山の噴火も驚いたけど、口永良部島では大規模な噴火が起きて、箱根山も桜島もはたまた富士山も噴火するんじゃないかと心配になってきます。東日本大震災の後に火山の噴火が起きるとは聞いていましたがとうとう現実になりました。日本は火山列島なんだとつくづく思います。しかし、火山の恩恵としては温泉があります。温泉ファンは火山に近づく危険と隣り合わせなんだという気にもなります。三重県の御在所岳は火山なのか?とちょっと気になって調べてみました。・・・火山ではないようです。そうなると火山でもないのに温泉が湧くのか?という逆説も成り立つので複雑ですねえ。行けばわかることもある。日帰りで利用できる湯の山温泉の鹿の湯ホテルへ車で行きました。食事の予約に入浴(入泉料500円)を別途支払うシステムです。妻と休日のランチをとるついでに温泉が付いてくるような感じで出かけました。少々ドライブが必要ですけど。GWが明けて観光客は少し落ち着いたのか、行き先の渋滞もなく時間通りに到着できました。食事は食事専用の個室が用意されるので、温泉には食事前と食後に入ることにしました。お昼から豪勢な料理もないだろうと思って「松花堂弁当」(3000円)にしたら、割と豪華な和食が出てくるので軽いランチでにはなりませんでした。法事の食事クラスです。最後はデザートまで付くのでお腹いっぱいです。料理は思った以上に良かったですね。温泉は内湯と露天があってとても静かでした。貸切湯もあるのですが、こちらは利用しなかったのでわかりません。ただ、午前中に入ったので他に誰もいなくて大浴場でも貸切状態でした。人気がないのかな?天気も良くて露天は良かったです。上段に浴槽があって、オーバーフローした湯が下段の浴槽に流れるというしかけで、気持ち良さそうだと思って上段の浴槽に入ったら熱くてかないません。しょうがなく下段の浴槽で楽しむことにしました。ぬる湯じゃないと駄目なんです。無色透明無味無臭の湯はさらりとした柔らかい肌触りでした。優しい湯と言えば聞こえはいいのですが、湯の個性はないということも言えます。単純弱放射能温泉という泉質で、低張性弱アルカリ性低温泉ということですから加温は必至ですね。湯目当ての温泉ファンには物足らなさがあるでしょう。休憩室から屋外のデッキに出ることができます。そこは眺めの良い心落ち着くスペースです。僕はここが気に入りました。山の緑が目に飛び込んで来る感じがして心が和みます。

湯の山温泉 鹿の湯ホテル 公式サイト

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