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探偵は教室にいない (川澄 浩平 著) (2018  東京創元社) 70点

2018-11-19 20:23:08 | 読書遍歴

高校生学園もの、日常の謎。今流行りです。

このイメージでダントツなのは(僕の好みで)米澤穂信の古典部もの。この作品も設定は似ていなくはない。北海道の自然に恵まれているところ。高校生の男女4人。サークルもバスケ。で、同種の安楽椅子ものである。

でも、全然違うんだよなあ。浅いし、幼稚だし、高校生のほろ苦く甘酸っぱい感覚がない。リアルじゃないのだ。要するに造られた青春がここにあります。ナチュラルじゃない。

ということで、期待した割に全然の代物でした。たまたま僕と合わなかっただけかもしれませんが、、。


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