愛すべきそして大好きな大山誠一郎の新作です。あのまたワトソン力というユニークで斬新な武器をネタに本格ミステリーを綴る。これはファンならではのお愉しみ時間であります。
でも1作目よりずいぶんと軽妙過ぎて、さらに読みやす過ぎてあっというかに読んでしまう。もったいないというか、何か物足りない気もしないではない。
でも考えたらワトソン力って、作者にとって都合がよすぎるよね。自分の解決編をその場にいる5,6人にしゃべらせるだけだから、、。
とってもやはり面白かったのだ。それは事実だ。大山の実力だったらもっとすごい本格ものを書いてくれるに違いない、と要望を込めて次作に期す。
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