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秋期限定栗きんとん事件 (米澤 穂信 著)(2009 東京創元社) 80点

2021-04-20 18:45:52 | 読書遍歴

米澤の青春ときめきミステリーでございます。今回は文庫本で500P。とても長い。しかも、事件は連続放火であります。

高校の新聞部と妙に連結するその犯人は、動機は、なんて考えるより、この小市民の主人公お二人の、どっぷりつかるその超絶した世界にじんじん浸ることの喜びをこそ堪能すべきです。

米澤ファンにとってはこの思春期ミステリーシリーズは類を呼ぶものがないほど素敵です。ただ、今回は長すぎます。でも今回もやはり読後感がいいね。すばらしい、、。


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