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メゾン・ド・ヒミコ (2005)(犬童一心)

2005-08-28 19:55:33 | 映画遍歴
男なのに女として生きることを試みた人たちの「なれの果て」はいかに、というテーマが、人間の老い、家族、独りであるということなど人間の根本的な問題にまで問い詰めていく過程は、しかしさりげなく明るいタッチで描かれるのでうまいなあとうなってしまう。
結局母親と同じくゲイの男性を愛してしまった女性は欲望だけをほかの男性で処理したわけだが、ここが現代的な解釈なんだろうなあ。
オダギリジョーはオンナオンナしていなく、まったくオトコである。実質的にもほかの老人のようなオンナではないんだろうなあ、オトコだからオンナも愛する。だから男のオンナも女のオンナも愛することができる。こう解釈すればいいんでしょうか、、。
まあ思ったより明るい映像で、ゲイの人たちへの多少の偏見も少なくなったような気もしました。あの、子供のように、、。
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4 コメント

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Unknown (*angelpop*)
2005-09-01 14:01:19
9月に入りました。

本当に、毎日暑いですね!

映画館が、オアシスに感じます!



早速、メゾン~ごらんになられたんですね!

どうでした?

混んでます?
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メゾン・ド・ヒミコ、、 (ヌートリアE)
2005-09-01 17:52:58
こんにちは。

ええ、早速行ってきましたが、チケットを買うのに20分ほど並ばされました。渋谷のスペイン坂のあのあたりでは目立ちますね。

でも、中に入ったら、日曜日でしたけど前とサイドは少し空いてました。

映画はなかなか良かったと思います。日本映画ではベストテンには入るでしょう。

ご覧になってください。

まだまだ暑いですが、お体には気をつけて。

それでは、失礼します。

ヌートリアE
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やっと見れました! (*angelpop*)
2005-10-03 23:15:35
本当に、1時間前でも立ち見になるんですね!

キャパをもう少し広げてくれればいいのに・・。

なんとなく、オダジョー好きになりました!

人間同士の生活が楽しくできれば、

最高ですね!
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まだそんなにいっぱいですか、、 (ヌートリアE)
2005-10-03 23:33:59
こんばんは。

僕も封切り初日(2日目だったかな?)に見たときかなり並ばされて少々苛苛したこと覚えてます。

まだそれが続いているんですか。

それ以降、新宿でも拡大されてるんですがね。

映画の核に芯がありますから、見た人が人づてに印象を伝えていくんじゃないですかね。

内容的には地味な作品なので、ヒットしているのはうれしいですね。

それにしてもオダギリジョーは僕は今年もう何本見たでしょうか、、。このままでは10本近くなるのではないでしょうか。

いい役者ですよね。

では、また。
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