セントの映画・小演劇 150本

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88ミニッツ (2007/米)(ジョン・アヴネット) 70点

2008-03-26 11:48:44 | 映画遍歴
俳優陣からするとB級映画たり得ないんだけど、展開、内容とも十分B級を呈している。こういうアメリカではよくありそうなミステリーが原作なんでしょうが、読書でなら受けそうな題材です。

しかし、そもそもこの遠隔殺人というのは映像化しちゃうと嘘っぽく見えるのも事実。やはり小説での中の話なのかなあ、と思ってしまう。それが分かっているんだろう、やたら登場人物が美女ぞろい。アル・パチーノ一人に演技をさせて、観客は違うお楽しみを享受出切ることになっている。

だがそれなら濡れ場も用意すればいいものを、惜しんでいるからただ88分の時間通りに進行していく忙しさだけを感じることになる。まあ、ラストも少々面白いけれども、進行どおり無理があり、少々白けるのは仕方がないところか。

いよいよパチーノも流される俳優になってしまう瀬戸際にいるということなんでしょうか。気になりますね。

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