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劇団道化座「父と暮せば」(作・井上ひさし 演出・おおやかづき) at県立芸術文化センター 80点

2023-09-23 19:02:58 | 演劇遍歴

井上ひさしの代表作ともいえる「父と暮らせば」。映画化もされた重要作である。これが関西で見られるなんて幸せである。

二人劇。ヒロシマの原爆が投下されて3年。美津江が一人質素な生活をしている。そこに原爆で亡くなったはずの父親がふいに現れる、、。

もう涙なしには見られない切実で温かい劇だ。生と死の根源をテーマに、最後はかすかな希望さえ感じて、観客は静かに席を立つ。素晴らしい演劇だ。この時を忘れない。

 


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