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少女の時間(樋口 有介 著) (2016 東京創元社) 80点

2016-06-20 10:27:40 | 読書遍歴

私立探偵ものが好きだ。この小説シリーズはほのかにチャンドラーの香りの漂うそのエスプリの効いた会話が楽しい。また女が何故か柚木の周りに群がってくる。年齢を問わず、、。

ミステリーだけどこのシリーズは日本にはあまり見られない乾いたハードボイルド系会話を楽しむ本です。

殺人は実際起きているが、本格モノではないので会話で進行する仕立てになっている。それもまた良きかな。秋のながらには最良の本かも。しかし今は陰鬱な梅雨空でございます。

女性のそれぞれの質感がお見事ですなあ、、。


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