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王の男 (2006/韓国)(イ・ジュンイク)

2006-12-10 21:14:30 | 映画遍歴
絢爛な宮廷で行われる大道芸の見事なこと。ファーストシーンから緊張感のある展開で、この作品の意気込みを伺えることができる。映像が美しく、男3人の心理描写もうまく、お金をかけただけのことはある重圧な作品だ。少々芸術的で、娯楽映画を期待していた人は、けれどその巧みな誘導で禁断の愛の世界に進入してしまうことになる。
けれど、イ・ジュンギは予告編では女だと思っていたけれど、男なんだ。男の僕でも顔だけは惚れ惚れするね。声がイマイチだけど、、。「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンよりきれいだと思う。
思いがけない韓国映画の贅沢な美術を見せていただきました。秀作です。
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