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ペッピーノの百歩(2000/伊)

2005-08-09 22:18:36 | 映画遍歴
イタリア、シシリーでは有名な人なんだろうなあ。前半の1時間はアジテーターが多く、人間的にも見るべきところはなく退屈だったが、後半仲間の「アジだけでは心が通じないぞ」の一言から本当の連帯を知るあたりから俄然面白くなる。

なんといっても、マフィアとのつながりから抜け出たものの結局はマフィアに殺されてしまう一人の男の人生が走馬灯のように映る。

人それぞれ、精一杯の人生を生きるのだが、駆け足過ぎて描写に物足りなさは残るが、それをカバーするのがプロコルハルムの「青い影」。原曲はバッハだが、僕の青春の1ページ。この曲だけはいつも今でも聴いていたい。

ほかにも「朝日の当たる家」等々僕のノスタルジーは当時にタイムスリップしてしまう。
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