もう完全に決まっている。映画的にどこをとっても完璧。コピーじゃないけど、ほんとパーフェクト。脱帽。マイク・リーの到達点。
なんといっても、イメルダ・スタウントンの演技の壮絶さ。特に逮捕されて以降の演技はもうすごいというほか言うべき言葉がない。
マイク・リーも最近の作品でこれほど演技指導した映画も珍しいのではないか、と思う。(僕が勝手に思っているだけであるが、、)
それほど、ぴしゃっと映像がしま . . . 本文を読む
素晴らしい人間賛歌だ。自由への切ない人間の思いが切れのいい映像を通し直接に僕の心に伝わってくる。日本では味わえないごった煮を感じる相変わらずの作風だが、そこらのハリウッド映画を一刀両断してしまうほどすさまじいエネルギーに満ちている。
前半が家族愛をテーマに牧歌的な展開が面白く、あまりに楽しいのでどのシーンにもにんまりさせられる。余裕のある演出。
後半、急に娘ほど年齢の違う敵国の女性と恋に落ちてし . . . 本文を読む