Sightsong

自縄自縛日記

スティーヴィー・ワンダーとメイシー・グレイの『Talking Book』

2013-03-02 18:51:42 | ポップス

スティーヴィー・ワンダー『Talking Book』(Tamla、1972年)。恥ずかしながら聴くのは初めて。

冒頭曲の「You are the Sunshine of My Life」がいい(これだけは知っている)。奇妙なイントロからはじまって、"You are the sunshine of my life / That's why I'll always be around / You are the apple of my eye / Forever you'll stay in my heart" なんて泣けてしまうな。

他の曲もラヴソングばかり、スティーヴィーの高い声は絶好調。いやカッコいい。「Tuesday Heartbreak」では、デイヴィッド・サンボーンがアルトサックスを吹くが、さすがの存在感。

なぜ思いだしたかのようにスティーヴィーを聴いたかというと、飛行機の中で、メイシー・グレイ『Talking Book』(Columbia、2012年)を聴いたからである。オリジナルから40年を経ての完全カヴァー盤。やはり、冒頭の「You are the Sunshine of My Life」に、痺れてしまった。帰国後早々にCDを買った。

こうして聴き比べてみると、それぞれ味があって良い。メイシーの方は、ハスキーというレベル以上のかすれ声。「You are ...」では可愛く唄い、スティーヴィーと違って、"... of my life" のあとに、いちいち、"yeah" と付けるのだが、これがまた可愛い。

この名曲は、どうやら数多くの歌手にカヴァーされている模様だ(>> リンク)。メイシー同様にかすれ声のアニタ・オデイのヴァージョンなんて聴いてみたいな。

「Tuesday Heartbreak」では、オリジナルと違い、トランペットが参加していた。サンボーンと比較されたのでは分が悪いし、正解か。

●参照
スティーヴィー・ワンダー『キー・オブ・ライフ』と最近のライヴ


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kincyan)
2013-03-14 05:02:22
これはよさそうです。
私もまじめにスティービーの歌は聞いたことがあありません。早速アマゾンで購入です。(ついでにメイシー・グレイも)
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Unknown (Sightsong)
2013-03-14 07:09:22
kincyanさん
メイシー・グレイはよく来日しているようなので、次のタイミングを狙っています。全然気にとめていませんでしたが、デューク・エリントン・オーケストラをバックに歌ったりもしたようで、そそられます。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/duke-ellington/
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