Pentax K2DMDのファインダーの具合がよくないため、稲荷町の長谷川工作所に足を運んだ。以前にオーバーホールしていただいたところだ。古い住宅や町工場の中にあり、なぜかカメラを持ち込むのが愉しい。
ついでに絞りが粘っているトプコールの55mmを持ちこんだところ、トプコンでKマウントなんてあったのかと珍しがっていた。K2DMDとともに短期入院、出来上がりが楽しみだ。さらに、しばらく使っていなかったPentax SP 500(ハネウェルペンタックス名義の輸出仕様)のシャッターとメーターの精度を計測してもらったところ、完璧だった。やはりここで10年前にオーバーホールした機体である。いつぞや長谷川さんは、オーバーホールとは少なくとも7年くらいは問題なく使えるようにする調整のことだと言っていたが、有言実行とはこのことだ。人形町のナオイカメラサービス(休業中?)や小石川のウメハラカメラサービスと同様に信頼できるところなのだ。
ペンタックスSPにフジカという「昭和セット」
しばらく訪れていない間に、近くにうどん屋「春仙」が店を開いていた。でかい字で「うどん」と書かれると弱い。矢も盾もたまらず突入し、釜玉うどんを食った。旨かった。