Sightsong

自縄自縛日記

翠川敬基『犬の細道』

2018-10-16 23:13:13 | アヴァンギャルド・ジャズ

翠川敬基『犬の細道』(ファラオ企画、1992年)を読む。

飼犬や家族をめぐる悲喜こもごものエッセイである。気の抜き方とか、声の強弱の付け方とか、やたらと面白い。

レジェンドとも呼ぶべきチェロ奏者だが、そういえば、わたしが存在を知ったのはエッセイによってだった。1989年頃、サンデー毎日か週刊朝日に翠川さんの連載が掲載されていて、すぐに腹をこわして苦労するという話が書かれていた、確か。大人の世界もそうなのだなと元気づけられた、確か。

この本にはお腹がゆるいことは書かれていなかった。

●翠川敬基
ファドも計画@in F(2018年)
翠川敬基+齋藤徹+喜多直毅@in F(2017年)
1999年、井上敬三(1999年)
ペーター・コヴァルトのソロ、デュオ(1981、91、98年)
富樫雅彦『かなたからの声』(1978年)
翠川敬基『完全版・緑色革命』(1976年)
富樫雅彦『風の遺した物語』(1975年)


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