本八幡のcooljojo(2019/4/12)。
Talibam!:
Matt Mottel (keytar)
Kevin Shea (ds)
Kohsetsu Imanishi 今西紅雪 (箏)
※素晴らしい写真はm.yoshihisaさん。
タリバム!から千葉で日本の伝統楽器と共演したいとの相談があり、思いついたのは箏の今西紅雪さん。
今西さんの演奏が強烈な印象として残っていたのは、昨年のピーター・エヴァンスのステージなのであり、それはピーターが極めて音を抑制した上で成り立っていたサウンドだった。しかし今回は大暴れ美学のタリバム!である。よく考えるとまったく違う。音量のバランス的にどうだろうか、サウンドの方向性が違いすぎるのではないだろうか、などと勝手に心配をしたり、幡ヶ谷forestlimitでの来日初公演を今西さんと観たあとに勝ち負けは如何になどと勝手に煽ったりもした。
しかしそれはすべて杞憂に終わった。
和楽器との初共演となるタリバム!も、今西さんも、見事なパフォーマンスをみせた。ファーストセットでは探り合いのような雰囲気があり(それもスリリングなものだ)、セカンドセットでは動悸動悸するほどの化学変化が起きた。さすがである。
JazzTokyo誌に寄稿した。
●タリバム!
タリバム!&パーティーキラーズ!@幡ヶ谷forestlimit(2019年)
Talibam!『Endgame of the Anthropocene』『Hard Vibe』(JazzTokyo)(2017年)
●今西紅雪
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)(2018年)
●ケヴィン・シェイ
タリバム!&パーティーキラーズ!@幡ヶ谷forestlimit(2019年)
MOPDtK@Cornelia Street Cafe(2017年)
Pulverize the Sound、ケヴィン・シェイ+ルーカス・ブロード@Trans-Pecos(2017年)
Bushwick improvised Music series @ Bushwick Public House(2017年)
Talibam!『Endgame of the Anthropocene』『Hard Vibe』(JazzTokyo)(2017年)
ヨニ・クレッツマー『Five』、+アジェミアン+シェイ『Until Your Throat Is Dry』(JazzTokyo)(2015-16年)
クリス・ピッツィオコス『Gordian Twine』(2015年)
PEOPLEの3枚(-2005年、-2007年、-2014年)
MOPDtK『Blue』(2014年)
MOPDtK『(live)』(2012年)
MOPDtK『The Coimbra Concert』(2010年)
ピーター・エヴァンス『Live in Lisbon』(2009年)
MOPDtK『Forty Fort』(2008-09年)