Sightsong

自縄自縛日記

ヘンリー・グライムス『Solo』

2016-12-30 10:53:33 | アヴァンギャルド・ジャズ

ヘンリー・グライムス『Solo』(ILK Music、2008年)を聴く。

Henry Grimes (b, vln)

なんとソロでみっちり2枚組。

ヴァイオリンも弾いてはいるが、やはり白眉はコントラバスのピチカートである(特に、1枚目)。もう、恐竜が歩くときの地響きなのだ。これを聴いている部屋もびりびりと震え、携帯の着信のヴァイブもなんもわかったものではない。これぞヘンリー・グライムス。

これが録音された前年の2007年に、「KAIBUTSU LIVEs!」と銘打たれたライヴにおいてグライムスを観たときも、低音が脳を直撃した。このときの演奏の音源はしっかり残されているそうであり、ぜひCDとして出してほしいと思う。

●ヘンリー・グライムス
「KAIBUTSU LIVEs!」をエルマリート90mmで撮る(2007年)
US FREE 『Fish Stories』(2006年)
ヘンリー・グライムス『Live at the Kerava Jazz Festival』(2004年)
マーク・リボーとジョルジォ・ガスリーニのアルバート・アイラー集(1990、2004年)
スティーヴ・レイシー『School Days』(1960/63年)


2016年の「このCD・このライヴ/コンサート」

2016-12-30 09:12:07 | アヴァンギャルド・ジャズ

「JazzTokyo」の「このCD・このライヴ/コンサート」において、以下を挙げさせていただきました。

●このライブ/このコンサート2016(海外アーティスト)

『エヴァン・パーカー、高橋悠治』

●このライブ/このコンサート2016(国内アーティスト)

『白石民夫、新宿西口カリヨン橋』

●このCD2016(海外編)

『Silva Rasmussen Solberg / Free Electric Band』

●このCD2016(国内編)

心が千々に乱れて寄稿せず。

●参照
2015年の「このCD・このライヴ/コンサート」