ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

ペンキ塗り体験記

2012-06-05 05:34:41 | Weblog

6月5日 くもり

とうとう、新品の白い壁に色をつけてしまった。

以前から、壁の色を一部変えるとお部屋が楽しくなるよと、友達のコーディネーターから提案されていた。

そういうこともあるかもしれないと、一緒にペンキ屋さんに行き、玄関の一部、トイレ、個室の色を決めていた。

基本的にあっさりしたものが好きな私に対し、まだ人の家で経験したことがないという友達は自信がないとも言い出すが、自分の家だしやっちゃえ…

業者に頼むと10万円、自分達でするとペンキ代の1万円であがるけど、どっちにする?

これはお遊びなので自分達でやろうということに。

決行日は大工さんがお休みの日曜日、生活していない今が一番簡単。

ところが、友達は玄関は自信がないので白いままで、トイレは、たった1平方メートルくらいにペンキを塗るよりタイルを貼ったほうがよいというので、残るは個室2部屋。

ペイント経験者の友達の指導のもと、まず、行程の7割を占める養生からはじめる。

マスキンテープをはり、床は養生シートなるものでカバーする。  

ペンキは水性アクリル製なので、トールペイントをやっているわたしには違和感なく扱える。

1時間半ほどで1回目の塗りが終わり、乾くまでの2時間をお昼と休憩に空け、その後2度塗り目を開始。

塗り終えて半乾きになるのを1時間ほど待ち、マスキンテープをはがして仕上がり。

落ち着いたグリーンはオットの部屋、元気の出るたまご色は私の部屋。

 

ペンキ塗りは大変とか億劫とか思っていたが、意外と楽しく、これなら簡単にお部屋の気分転換ができるので、お勧めである。

いま、写真をチェックしていたら、2度塗りは友達が来ておしゃべりしながら塗ったので、ちょっと集中が切れたのか、塗りむらがあるけど、それも味とみてよいだろう。

それよりも、友達がたくさんのぞきにきてくれ、コーヒーの差し入れもしてくれたし、ゴルフ帰りのオットが自分の部屋のペンキ塗りも少し体験した、こんな思い出のほうが楽しいよね。

家のリフォームも最終段階にはいり、今週末オープンハウス、来週引越しと予定している。

もうリフォームが終わりかと思うと寂しい、とコーディネーターの友達はいってくれるが、わたしも遊び感覚で楽しいことをいっぱい経験させてくれた友達に感謝している。