ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

台風首都圏直撃

2011-09-23 07:49:26 | Weblog

9月23日晴れ

9月21日の台風は怖かった。

普段は静かな東京湾に吹きまくる白波がリビングから見えるし、下の川は強風で川水が噴き上げられ、しぶきが上流に向かって走っていく様子がみられる。

家の中は、風と横殴りの雨が吹き込む音が不気味で、ピチャピチャと音がしてサッシに水が溜まっていく、9階なのに家の中に水が溜まるなんてことがあるのかしらと心配になった。

しかも風雨が落ち着いたら、かなりおおきい地震で家が揺れおいうちをかけてくる。

今年の日本は大変。

今日読んだ記事に「日本人は勇敢なサバイバーで、世界から日本の底力を賞賛されているし、日本には底知れないパワーがある」とかエールが送られているが、これでもかこれでもかという災害に、もういい加減に勘弁してくださいと、御願いしたくなる。

今日は9月の後半の3連休、前の3連休はテニスクラブの部内戦、参加者は男子18人、女子4人。

今年は震災で市のコートが使えないので、マイコート1面だけを使った紅白戦、9時から5時過ぎまでの長丁場になったが、応援には力が入り結構いい感じ。

女子は大変で女ダブ2ゲーム、ミックス2ゲームをこなす、残念ながらわたしは4戦ゼロ勝、勝利に貢献はできない。

当日は天気に恵まれ、マイコートの植え込みの下にシートを敷いて、入船軽井沢と称しみんなでくつろぐ。

ところが昨日のメールで、台風でこの木が1本倒れ、もう1本は傾いていると連絡があった。

現場には行けてないのでどういうことになっているかと心配、30年も親しんだこの光景が見られなくなってしまうかも…

テニスクラブ員は人生の先輩が多いので、打ち上げなどになると、これから先の生き方の参考になるようなお話が聞けて楽しい。

ある人はクルーザーをもち海にでるのを楽しみにしている。

ビール会社にお勤めの人は、市のふれあい農園で先生をしている。

その人の自家製ワインのシャルドネ。

会社が甲府でワインを造っているので、そこのノウハウを使って、税制もクリアーした自慢の作品。

みんなでぶどう畑をもってワインを造ろうとか、夢を与えてくれる先輩達との語らいは楽しかったけど、震災に負けなかったテニスコートが今度の台風で痛めつけられたことが悲しい。