ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

お月見の日に

2011-09-12 18:48:06 | Weblog

9月12日晴れ

このごろお天気がよくて、気温はまだ高く、蒸し暑さもあるけれど、高い空にはけではいたような薄雲が広がり、風はさわやか、まさに秋がきたって感じ。

特別に今日の東京湾は穏やかで水面がきらきら輝いていて、こんな日はしみじみと美しい国にくらしていることに感謝する。

数日前から空を見上げては、少しずつ膨らんでゆく月を見るのが楽しみだったが、いよいよ今日、満月の日となった。

つきの周りの星は輝きが消されてみえず、まわりの雲までひかっていて、いつもの何倍もの明るさを感じ、月夜の物語がありえることと思われてくる。

つい一週間前の、友達の還暦祝い1泊2日2ラウンドの北海道旅行は、なんと30年ぶりの大雨、初日はずぶぬれになりながらもラウンドできたけど、翌日は豊平川の氾濫が心配されるほどの豪雨で、ゴルフ場はクローズ。

まさか、台風にみまわれるとは考えもせず、ゴルフしか頭になかった仲間たちは、最終便までどうして時間をつぶそうとあたふたし、練習場にいくグループと、札幌にきたらビールでしょうと、ジンギスカンをいただきながらビール三昧の仲間とに別れ、もちろん私はビール組。

今日はあこがれのコースでラウンドできると、気分よく市場にでかけ、北海道の思い出にと、うにいくら丼で豪華な朝食をとったあとの残念なニュースでみんながっかりだった。

しかしこれも思い出、次回お天気のよい日に出直すことを願っての北海道ツアーになった。

翌日からの嘘のようなお天気にあれはいったいなんだったのだろうと思い返すが、そんな日があるから、今日の美しい月がいっそう輝きをますことになる。

今日の日をありがとうという素直な気持にさせてくれる、まあるいお月さまにであえた。