11月9日
普後さんはカメラマンである。
素敵なおじ様なのだが、あるときスケッチに写真つきで紹介があって驚いた。
私とはヘリテージの仲間で、シニア隊と称し、街歩きのご案内を一緒にしている。
男性のツアーガイドは意外性があるのか、みなさん真剣に聞いてくださり、うらやましいなあと思ってしまう。
11月23日、以前に紹介した、坂田雅子さんのドキュメンタリーの上映会を予定している。
坂田さんはベトナム戦争で散布された枯葉剤の影響で苦しんでいる人達をテーマにドキュメンタリーを制作し、彼らの支援に奔走している方である。
そこで、すこしでもお役にたちたいと思い、この上映会を企画した。
しかし、会場費もかかるし、うまく支援が集らないと思い、普後さんの撮り貯めた写真からいくつかをお借りして、坂田さんの支援のために絵葉書を作って販売してみることにした。
ところが、ハノイでは絵葉書を作る手段がなく、とりあえず家で印刷するしかない。
わたしは、パソコンが苦手なので、人の手を借りなければことが運ばないのが残念だが、手伝ってくれる友達のお陰でなんとか、印刷することができた。
あとは、数日乾燥させるようにといわれ、我が家のベッドは、写真に占領されている。
お家プリントが以外ときれいにできて、少し安心、明日、本人にみていただいた時のコメントが不安だが、とりあえず走り出してみなければ物事はすすまないというのが私の信念。
好評なら第2弾を考える必要があるが、この先、もっと絵葉書をつくったり、カレンダーの製作に協力してくださる方とかがでてきたら、楽しいのではないかと思う。
ハノイでボランティアなんて考えたことも無かったが、「花はどこへいった」を見て、製作者にお会いする機会があり、この方のお役に少しでも立てればと思ったのが、今回の上映会ということになった。
もし興味のある方は、CNEMATHEQUE で、10時から上映します、ポスターが各所に張られているので、連絡してみてください、そして、普後さんの写真もみてみてくださいね。