4月21日 はれ 19℃
昨日のベランダの鉢が倒れるくらいの嵐はすごかったけど、京葉線は新木場にフェンスができたので、この頃止まることが少なくなったらしい
マンション生活の気楽さで嵐であろうと傘いらず、10時から5時まで途中おむすびを買いに走り、8人でぺちゃくちゃぺちゃやりながらペイントの会
今年も展示会をやるのだからと、お尻をたたくのが私の仕事
でもね、孫の話、結婚式の話、旅行の話、テニスの試合のこと、卓球の試合のこと、女子会旅行の打ち合わせ、これじゃあね……
話は変わり、東北の春を訪ねる旅行、はじめての東北新幹線…東京駅で旅気分が盛り上がる仙台までの旅
別に私は鉄ちゃんではないのだけど
ホームに入ってくる新幹線をみると、わくわくしてくる、かっこいいよね、朝食に盛り上がった気分のまま、なぜか東京駅で牛タン弁当を買ってしまうわたし
仙石線に乗り換え松島へ…「西行もどしの松公園」の桜が素晴らしいとガイドブックにあるので行きたーいと観光案内所に行くと、桜はまだでーす、だって
確かに、 したの薄桃色が桜の枝、仙台の満開の桜をみて盛り上がっていたのに、少し残念
しかし、すぐに気分が切り替わるのが私たち、旅のお供は食事でしょうと、タクシーの運転手さんに海鮮のおいしいお店を教えていただく
松島名物の牡蠣は終わっていたが、
お刺身が二重三重に重なった、ぷりっぷり、こりっこりの海鮮丼、ふわふわ、とろとろのあなご丼、下に錦糸卵がしかれている、最高のおいしさ…
この旅の目的は、日本語研修に来ているベトナム人スタッフに会いにいくこと…で、工場見学の予定のオットとはここで別れ、自由行動に入る
が、食事中から天候が崩れはじめ、松島周遊観光船の桟橋で船を待つ間にずぶ濡れ、そのまま暖房のない船で体が冷え切り、寒さに弱い私は、自由行動どころでなく暖かい場所を探して時間つぶしをするが
我慢できず、予約をしているレストランに1時間前から入り、一人で熱燗を飲みながらまつことにした
ハノイから箱買いで運んでもらったインスタントのフォーを事前に送ったら、嬉しい懐かしいとこんな写真が送られてきた
ベトナムの人はフォーをご飯にかけて食べるんだ、と新しい発見…でもこれって普通かな?
通訳研修のキエン君、1年間技術研修の28歳のフック君、36歳のズン君、23歳のトアン君
私も社員旅行で会ったことのある彼らはみんな元気そう、ズン君は日本にきてから6キロ太ったそうだ
食事がおいしい、お肉がおししい、工場の仕事上がりのお風呂が気持ちいい…と日本の生活になじんでくれて
明日は自転車に乗ってお弁当を買って、みんなでお花見に行くと…誰でも桜の咲く季節、日本人と同じ感覚になってくれるのは嬉しい
まだ1か月しかたっていないので、3人一緒だが、来月からそれぞれの職場に配置され、日本語ばかりの孤独な環境に入っていくことになる
12月にもう一度様子を見に来るからと、オットは約束していた
松島のまちは新しい家が多いなと思っていたら、街のあちこちに津波がここまで来たというサインが表示されている
リアス式海岸は津波の脅威が倍増する
島をつなぐ橋が流されたり、瑞厳寺の並木が枯れていたりと4年経っても爪痕は残っているし、人々の心の傷は癒えていないかもしてないが
お店の人たちは明るい顔をしていたのが嬉しい
海沿いの街の遅い春と人々に訪れる春を、わたしも待ちわびている