四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

至福のとき

2019年07月20日 19時35分17秒 | 日々の歩み
現在の7月は別名として文月とも呼ばれますが、この由来は、7月7日の七夕に
詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説となって
いるようです。この月も早や20日を迎えます。

梅雨が長引き鬱々とした日々ですが、いつもの遊歩道には夏の花、すかしゆり、
むくげ、カンナ、つゆ草も咲き始めています。



先週の勤務のないウイークデーに、いつも行く温水プールではなく、ソレイユの丘に
あるスパ「海と夕陽の湯」に細君共々行って参りました。



ここの露天風呂は荒崎海岸の眺望と、相模湾を見下ろす景勝に恵まれ好きな
スパの一つでもあります。当日はたまたまシルバーディーとのことで駐車場の
無料サービスがあり、私たちには嬉しい日でした。

最近は、従来の「ふれあい動物村」「じゃぶじゃぶ池」のほかに、観覧車や
メリーゴーランド等々子供たちの喜ぶ施設も増え、若いファミリーの入場者も
増えつつあります。



今回は園内の散歩はそこそこにして、海と夕陽の湯を目指しました。

ウイークデーにも関わらず、私たちの世代はもとより若い世代の方たちの
入湯者も多くスパは結構混雑していました。常連者たちの会話に耳を傾けていると、
かなりの頻度で、このスパに通っている方が多いようです。

相模湾の雄大な眺望を独り占めするかの露天風呂に浸かり、海に向かう風を頬に受け、
ゆったりとした時の流れに身を委ねるひと時は、まさに至福のときでもあります。

納期と予算に追われた現役の時代には中々なしえなかった、くつろぎと癒しの
ひと時をじっくりと味わうことが出来ました。

海原を縫う帆船に寄せて、短歌を一首詠んでみました。
  ☆海原を縫いゆく船の帆影さえ 海の鼓動に和して揺れいる
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