四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

祝い膳

2016年04月24日 11時51分43秒 | 日々の歩み
一昨日は細君の誕生日で、近くに住む二男夫婦がプレゼントをもって
誕生日祝いに駆けつけてくれました。
私は勤務の日でしたが、定時後即帰宅し彼らと合流し自宅でケーキと
お刺身で誕生祝いの、ささやかなパーテーを行いました。


二男夫婦のプレゼントは白い陶器のペアグラスでした。細君が病で
筋力が低下しても末永く使えるようにと極限まで薄く絞った陶器で、
究極の職人技が光る一品でした。細君も感激一入の様子でした。
私もフォーマルにも着れる洋服をとの求めもあり、ささやかな品を
事前にプレゼントしました。


昨日は土曜出勤の日でしたが誕生祝いの第二弾として、前々から予定して
いた築地、銀座界隈での食事と買い物デートをしました。
私の勤務が16:00で終わることから、勤務地の最寄駅である東銀座で待ち
合わせて、歌舞伎座、服部時計店、高島屋界隈さらに、築地場外等々と
めぐりました。





細君は丸の内勤務時代、銀座界隈は仕事でよく回ったとのことで街の風景は
当時と大分変わったとはいえ、しきりに懐かしがっていました。
また、歌舞伎座ではかつて子供時代に長男が可愛がっていたこともあり
交流のあった坂東巳之助君の成長した写真をながめてうっとりしていました。



雑踏の中を歩き疲れ、またお腹もすいてきたことから「築地きんたろう」で
お寿司を頂きました。
このお店は、桜の壁画が素敵でランチでは訪れることがありましたが、
ディナーは初めてで、ネタの違いからかお寿司もかなり美味しく感じました。
店のしつらえはもとより、お店の方の対応もよく細君は満足したようでした。


今回の誕生日祝いは、細君の人生の節目の年であり、病の治療も
第一関門を無事突破したことから喜びも一入で、その祝いの意味も
兼ねていました。

こんなシチュエーションを踏まえ即興で詠ってみました。
  ☆ 誕生日寿ぎ囲む祝い膳 子らの言の葉 温もりに満つ
  ☆ 久々に腕組み歩む銀座なり 交わす笑みにもゆとり湧きくる
  ☆ 歩み来し山河は遥かに霞めども 今ここに満つ 幸を噛みしめ
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