四月は細君の誕生月で、しかも節目の年となりました。その祝いをメインに郷里の
墓参をセットし二泊三日の旅行を次男夫婦が計画してくれました。
次男の仕事の関係から週末ではなく、ウイークデーの旅となりましたので、道路も
宿もそれほどの混雑はなく比較的スムーズに過ごすことが出来ました。
「咲き競う ヤマボウシ」
細君の故郷である埼玉県熊谷市に我が家の車で向かい、高速道路も比較的順調で
正午近くに熊谷に到着しました。最近開設された「ふかや花園アウトレット」に、
細君の誕生祝いの品を求めて向かってみました。
ここは、アルマーニ、ポロラルフローレン等のブランドを中心に133店舗が出店し、
さらに飲食・食物販店舗が40店舗と、個性豊かな地元グルメが品揃えされていました。
細君の誕生祝として衣料品やバック関連の店を回ってみましたが…、あるブランドの
ワンピースで気に入ったものがあったのですが、予算との兼ね合いで今回はパスし、
別途購入としました。
「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の景観
今回の旅は、細君の姉夫婦にお会いすることも目的の一つでしたが、義姉のご主人は
手術後の体調も回復され元気な様子にホッとしたところです。その後義姉と共に
熊谷市にある霊園へ墓参に向かいました。
「霊園の景観」
墓参の後、いつも定宿としているキングアンバサダーホテルのスイートへチェックイン
しました。
「キングアンバサダーホテル」の部屋(部分)
軽く休憩した後、最近開店され評判の良いとされるレストランに誕生祝いの席を設けました。
ここも次男夫婦がセットしてくれて、店の雰囲気も女性客が七割を占めているとの評判通り、
おしゃれな中にもくつろげる素敵な空間でした。お料理も創作料理を中心に和洋折衷ながら、
地元の野菜をふんだんに使ったもので、味も、内容も口コミ以上のものでした。
ビールとワインで祝いの乾杯の後息子夫婦から細君への誕生日プレゼントがありました。
昨年からその種の祝いは一切要らない旨、息子たちには伝えていましたが、「うちの嫁さん
から是非に・・・」との息子のコメントもあり、細君は恐縮しつつ嬉しそうに受け取りました。
そんな一幕も含めて、お酒は控えめにしながら、ゆったりとした語らいのひと時を持つことが
出来ました。
翌朝は早めにホテルで朝食を済ませ、一路長野を目指しました。この日は天候も良く新緑に
萌える森と山脈の景観を楽しみつつ、関越高速道路等を疾走しました。運転は次男が比較的
安全運転を心がけてくれました。
佐久平インターで降りた後、イオンモールに寄り墓参に必要なお花等を購入し、アウトレット
で購入できなかった細君の誕生祝いを探しました。たまたま立ち寄ったお店にデイスプレー
されていたワンピースが、一目で気に入ったとのことで即決めました。そのブランドは息子
たちも比較的気に入っているとのことで購入しラッピングして頂きました。
その後、ブログ友が時々行かれているという「ココラデ 御代田店」へ向かい昼食をとりました。
幾つかのパンを購入し、浅間山の雄大な景色を楽しみつつ、イートインのテラス席で頂きましたが、
細君は「フルーツサンド」が美味しかったと言い、息子のお嫁さんは「いちごデニッシュ」が
美味しかったと言っていました。サービスのコーヒーも中々美味しく、ブログ友の選択眼の
高さに感謝した次第です。
「ココラデ 御代田店」の全景
その後、実家に寄り兄夫婦と会話し墓参に向かいました。兄夫婦も昨年から大きな手術を
行いようやく体調が回復してきたとの事でした。顔色も良く、庭の草木も十分に整えられて
いた様子から、日常的な生活は出来ているようで、元気そうにしていることも確認でき
安心しました。
当日の宿泊は、『シャトレーゼ ガトーキングダム小海』を予約していましたので、
そのチェックインと、「ウェルカムスイーツビュッフェ」に間に合うようにと、墓参の後
即向かいました。
「シャトレーゼ ガトーキングダム小海」全景 ネットより借用しました。
このホテルは 標高1,450mの高原に位置する「天空のリゾート」と言われている所です。
「ウェルカムスイーツビュッフェ」は各種のスイーツとコーヒー、紅茶、ソフトドリンク
等が豊富に用意され、ゆったりとしたレストランで、芽吹き始めた白樺林を眺め、
くつろぎながら楽しく美味しいひと時を過ごすことが出来ました。
夕食前のひと時を、天然温泉の露天風呂で過ごすこともできました。生憎このころから
雨模様となり露天風呂も雨降りでしたが、それはそれで楽しむことが出来ました。
夕食は生ビールで乾杯の後、バイキング方式の料理と、シャトレーゼ直営のスイーツも
豊富で女性陣には嬉しいメニューと感じました。料理は和食も、洋食も素材を十分吟味した
後が感じられ「信州サーモン」等をはじめ、地元の上質な食材が豊富に用いられていました。
ホテルの料理長の技と、意気の感じられる美味しい料理を十分堪能することが出来ました。
「シャトレーゼ ガトーキングダム小海 レストラン」
翌朝は、朝一で露天プロに向かいましたが、雨がかなり降ってきて、文字通り雨に叩かれ
ながらの土砂降りの風呂浴びでした。
予報ではかなりの降雨との事でしたので、山梨県の観光は予定を変更し「清里」のみと
しました。そこは、かつて訪れた時の高揚感に満ちた「高原のリゾート地」とのイメージは
なく閉鎖されたお店も多く、かなりの「ゴースト化」が進んでいるとの印象でした。
「清泉寮ファームショップ」で、寒いながらも名物のソフトクリームを頂きながら、
いくつかのお土産を求めて、帰路につきました。
濃霧に包まれる「清泉寮ファームショップ前の景観」
誕生祝を兼ねた今回の旅は格別なものと改めて感ずるとともに、企画し実行してくれた
息子夫婦に感謝した次第です。また、久しぶりに会う家族の元気な様子も確認でき、
故郷の良さと、高原の景観と温泉ホテルの良さを改めて感じる良い旅になったと、
しみじみと思っています。