ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

常楽寺 札所 十一番 ・・・秩父巡礼

2013-09-24 20:37:34 | 史跡

常楽寺 札所 十一番

 

 

この二つの寺は、昔は伽藍など建物が多かったが、火事で焼失したあと、再建で、いまの姿になったと聞きます。

 

●堂塔
この札所は、江戸時代には観音堂、仁王門、庫裡を備えた立派なtっらであったが、明治11年秩父大火ですべてが焼失してしまった。

●縁起
その昔、この寺の住持、門海上人は仁王門建立を志し、多年勧化に心をくだいたが、普請なかばで思い病気になってしまった。本願の達しがたいことを憂い、本尊に快気を祈ったところ、ある夜、黄面の老僧、金銅神を従えてあらわれ「門海の病気吾能治すべし」といい、金銅神に上人が肩を引き立てところで夢が覚めた。たちまちに病は全快して、仁王門建立の本願を遂げたという。・・・・・

住持門海
門海は智徳勝れたる聖にて、當山に二王門を建立せしけるが、普請なかばに邪気に犯されて臥けるが、 薬服もはかばかしく験もなければ、本尊に快気を祈念しけるが、その夜夢中に貴僧来りて、吾よく汝 が邪気を治さしめんと宣へば、ふしぎと其座へ金剛神あらわれ出て、門海の手を採て引き立つると 思へば夢覚めぬ。その翌日より忽ち平愈しければ本尊をいよいよ信心しけるに、猶数多の霊験を蒙り、 長寿を得たること、偏に當寺の利益ふしぎというもおろかなり。

住所;秩父市熊木町43番28号


 

 


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